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テーマ:楽器について♪(3648)
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地元のライブハウスに行った。I君とよろず屋のM君と私の3人で。かつてこのメンバーで高校時代にバンドを組んでいたのだ。え?どんなバンドだって?キャロルのコピーバンドだ。I君とはその前にチープトリックのコピーもした。『甘い罠』が私のコピー、第一曲目であった。
私は初めて行くお店で、今夜はコピーバンドのトリビュート。沢田研二、AC/DC 、ストーンズといったコピーバンドで、おっさんばかり。みなさん楽しそうであった。アンガス・ヤング、ミック・ジャガーといった役どころのおっさんは、当然、風体もマネている。もちろんアマチュアだから、それだけでお金が取れるような芸があるほどでもない。私は、じつはこのような努力に対しては評価が低いのである。自分たちなりに咀嚼して表現した方がいいと思うのだ。 沢田研二のコピーバンドは、パワーコード全開のパンクのようなハードロック調にアレンジしていた。例えば、そういうことなのだ。テクニックはかろうじてステージに出られる程度であったが、お客さんは喜んでいた。(身内ばかりではあるが) 私が一番気に入ったのは、ドラム・ベース・ギターの3ピースで60年代のオールディーズをコピーしていたバンドだった。ベースが女の子でボーカルを取り、プレジジョンベース特有のナチュラルな音をピックで弾いて、好感が持てた。ギターは335でノンエフェクト、コードワークが中心だったが、細かい表現をしていた。フーやキンクスの曲を彼らのスタイルで演奏していて、コピーではあるがオリジナリティーを感じた。エフェクターを使わず、正解。 ギタリストはステージにおいて足元にエフェクターをずらりと並べたいものかもしれないが、どうしても音が細くなって迫力がなくなってしまう。(調整が難しいでしょ)自分の部屋で遊んでいる調子そのままにステージに持っていってはいけない。 演奏技術を高めようと早弾きに熱心になるのも結構だが、ジャーン!と弾く音を綺麗に出そうと研究することも大切。客席でどう聴こえるかに留意すべし。ニューオーダーのバニーなんかもろくにギターを弾けないが、出すサウンドはとても綺麗だ。 じぶんではなにも出来ないのに、他人への注文が厳しい私なのだが、許してくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月05日 13時35分20秒
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