引きこもりの年末年始は、完全に引きこもり、一歩も外出せず。明日が仕事始めだ。仕事というのは精神科への通院のこと。2~3時間寝ては起きて、2チャンネルを見てしばらくして横になりたくなって、自室のベッドに横たわり、ピンクフロイドを流して再び夢うつつに…の繰り返し。ほんと、開放病棟の患者さんのほうがずっとアクティブである。
今も、PCに向かう周期なので、こうしてキーを打っているのだが、特に内容を考えていない。歯科バラバラ妹事件についてはまだ、コメントができないなあ。難しすぎて。犯罪心理学の専門家のコメントを読んでも、まだまだ事件の真相をつかんでいない様子。二男の猟奇的解体の理由と心理についてはペンディングにして、インチキ臨床心理分析官・おぎーのの分析によれば、殺された長女は、空気の読めない、性格の悪い、だが、どうして嫌われるのかじぶんではわからない自己愛の非常に強い人物ではないかということだ。一言で言えば「勘違い女」「感謝知らずの女」。殺されてしまった被害者に対してひどいことを言ってしまった。新聞やテレビではそこまでの報道はない。が、木曜日になれば週刊文春と週刊新潮が細かく武藤家の事情についてレポートしてくれるであろう。
長女は、この一家の掟をやぶっていたのだな、きっと。劇団での奔放な生活、誇大な夢、それは武藤家のカラーには合わないものであった。3浪してまで歯学部をめざす二男の行動は、家訓に沿ったものであるな。「夢がない」なんて末の妹がほざけば、二男だけではなく家族全体に緊張が走るのである。なぜかって、歯科医院の毎日は、激しいルーチンワークの繰り返し。厳しい教育と経験を必要とし、近所の歯医者さんとしての地域のコミュニティー能力を必要とし、あるていど一目置かれるポジションにいる必要がある。毎朝、9時になれば診療が始まるのだ。レセプトの処理も大変な仕事で、事務員をしっかり管理しなければならぬ。歯科医院の日常に夢見がちな面などないのだ。技術の追求あるのみ。
結局、あてずっぽでいろいろと書いてしまった。二男の心の中についてはさっぱりわかりませんがね。近親相姦的な愛情があったのかどうかとか、オレサマにはさっぱりわからない。一人っ子なもので。ただ多浪のプレッシャーの大きさについては経験上、よくわかっている。家族全員がこの件に関しては重たい気分になるのがあたりまえだ、普通の家庭であれば。二男に歯学部以外の学部を受けさせるべきかどうかは両親、長男も交えての家族会議で決定する手はずだったであろう。何しろ二男の夢は歯科医になることなのであるから。
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