2日続けて、点滴ドーピングを受けに行った。私が、ひょいと求人票の電話をかけて、面接のアポイントをとってしまったがためのドーピングである。なぜ、その求人票に反応したか、それは以前、在籍していた職場の目と鼻の先で、ここだとしょっちゅう、前の職場の連中に会うことになるぞと思ったからである。通常は逆の心理が働くものかな。どうも、私は、会社を辞めたくはなかった様子なのである。病気なので辞めなければならなくなった。人間関係でもうつ病になるほど、嫌なことがあった。それでも、皆に年中、会える環境に身をおこうとする心理はどういうことか。
その求人先は、民家を改造したデイサービスだ。そこに一人ケアマネージャーを求めている。待遇がいいはずがない。「もう、悪い環境で働くのはやめよう」そう思ったはずである。これまで職安で検索して探してきた仕事はこんなのではなくて、施設長とか事務長とかであったはずだ。だから、第三者の意見が知りたかった。ジーン・ハックマンこと、私の職安の担当相談員である。彼は私が職安を通さずに電話をしたことに対して不快感をちょっぴりみせた。ハローワークの求人には推薦状をうやうやしく発行してもらう必要があるのだ。条件が悪い会社、そこへアポをとった私。「悪いよな」とハックマンはつぶやいた。
だから、とりあえずいってみて様子を探ってみればよいと思った。面接しながらも、好条件の求人を検索して、ジーンに相談をするつもりなのである。私の病気の原因がとても低い給料というものがあり、あまり低いと病が治らない。それは私の担当医も心配し、「無理しないで」といってくれた。同じことの繰り返しを無理してしなくてもいいよ、ということだ。そうはいっても人間は働くのが本能だからなあ。
※シガー・ロスを聴きながらつい眠ってしまって、起きて、オシッコして、PCに向かってキーを打ち出したら、こんな日記を書いていた。本当は、別のネタを書くつもりだったのに。タワーパーキングの話、書きたかった。明日にするか。
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