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テーマ:エッチで恥ずかしい話好き!(0)
カテゴリ:メンヘラー!
インターネットはさまざまなモノサシを変えてきたが、日本におけるポルノの基準を大きく変えてしまったのも事実であろう。あくまでも違法なのだが。
私が高校生の頃に、裏ビデオのハシリとして『洗濯屋ケンちゃん』という作品があって、ベータの孫テープをオオバ君の家でこっそりみたものである。局部のアップはダビングの劣化で赤く滲んでいて、なんだかよくわからなかったが、それでも興奮は5つ星であった。私が大学生くらいになるとレンタルビデオ屋にて、エロビデオがレンタルされるようになり、その頃の高校生をうらやましく思った。エロはまずエロ本からスタートすべきだと私の倫理はかってに判断していたし、それも20代半ばのトウのたったおねえさんが無理やりセーラー服を着ているところからはじめるもんだとアタマから決めていたのである。深夜に雑木林の近くにある光ったエロ本販売機。600円ナリ。オオバ君は500円を投入したところで「コラッ!」という声を聞いてすっとんで逃げたくらいなのである。後から来た親父はたぶん100円で手に入れたのだろう。 そんな昔の出来事を懐かしんでどうなることでもないが、そぞろ歩きをしながら、また、ふと個室ビデオ屋の扉を開けてみたのである。個室ビデオもクセになるな。パチンコ屋と同様で、世間のしがらみのいっさいより開放される空間であるのだ、あの狭いスペースは。背広姿のおじさんたちが夕闇にまぎれてやってくる。スーパー用の買い物籠を小さくしたようなプラスティックの籠を手にして本日の5本のエロDVDは何にしようかなと、お惣菜のチョイスに悩む奥さんのごとく悩んでいる。まさにオカズだ。 私はヤマザキデイリーストアで買った菓子パンを片方に持ち、もう片方の手でシーメールのビデオを手にした。それはいまどき珍しいVHSで、アメリカ直輸入らしくパッケージがカラーコピーのごとくザラついている。そんなアングラなテイストに惹かれるのである。もしや、これはモザイクなんて面倒なものはなかったりして。アングラのネット基準がフツウになってしまった私の脳内は、そんな楽観的な気分でその、シーメールモノ(ようするにおちんちんがついたままのニューハーフ)を手に取った。シーメール好きなのである私は。はっはっはっ。 再生して5分もしたら、モザイクの世界に吸い込まれてしまった。いったいこれはどういうことだ。難しいテトリスをやっているのか。それとも、曼荼羅を唱えながら凝視し続ければ、アナザーワールドへ誘われるのか。『洗濯屋ケンちゃん』のときにフル稼働した、右脳の後ろの奥のほうの回路をいきなり使うことになって、私のCPUは100パーセント、使いきってしまった。弘法大師様、ごめんなさい。 ※モニター画像をデジカメで撮りました。この写真でいったい3人がどんな按配なのか、わかった人は凄い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月18日 02時06分01秒
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