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テーマ:洋楽(3400)
カテゴリ:レビュー
チャッ!と仕事を終わらせて、帰り道にTSUTAYAに寄る。半額セール中なのでこの機会に大盤振る舞いで借りているのだ。今日、借りたのはフーファイターズの『イン・ユァー・オナー』であった。I君が気に入っていることを知り、私もアルバムごと聴いてみようかという気になった。2枚組みの大作である。
◎じつは、この私、Foo Fightersを見くびっておりました。デイブ・クロールという男。もともとはニルヴァーナでドラムを叩いていた野郎でございます。ドラマーに優れたコンポーザーなしという先入観にとらわれておりました。しかしながらこいつはただのドラマーではなかった。マルチな才能を持ったロック野郎だったのでございます。後期のニルヴァーナにおいて故カート・コバーンはリズム隊の力不足を憂慮しておりました。そこでデイブの加入となったのでございますが、当時のデイブは、ただただニルヴァーナのメンバーになりたい一心でドラムのオーディションに参加した次第でしたが、じつは、彼の実力は、ギターにおいても、そのテクニックはカートよりも上であったと伝え聞いております。 技巧派のデイブはカートの陰に隠れておりましたが、カートの死がきっかけとなって、それまで暖めていた作品を世に問うことになったということです。 カート・コバーンの自殺なくして、フーファイターズなし。 と、このように考えれば、なんというか、複雑な気持ちがいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月07日 21時49分33秒
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