96年型シトロエンエグザンティアを車検に出した。メカニックのイイダさんからケータイの留守電にメッセージが入っていて、見積もり額は38万円であった。
38万円。11年前のクルマの車検に。
エンジンオイルが漏れるのと、クーラーガスが漏れるところにお金がかかるらしい。5万キロごとに交換するベルトが7万円だし。オヤジとふたりでため息をついた。どうするよ、オレ。そういや、2年前も同じようなことを考えた。25万円くらいはかかったと思う。タイヤ代は別だ。「よし、今回、車検を通して今後の2年間で次のクルマを検討しよう。」そう思ってなんとなく過ごしているうちにその2年が過ぎた。
ああ。たとえば96年型のマークツーであったなら15万円で済んだのだろうな。マークツーとエグザンティア。このふたつのクルマに家電製品のような切り口で比べた場合、どれほどの違いがあるのだろうか。乗り心地はエグの勝ち。エクステリア、インテリアともにデザインはエグの勝ち。どっちが女ウケがいいかでエグの勝ち。飽きないという点でだんぜんエグの勝ち。なんだ、エグザンティアのほうがいいではないか、ってどこかワタクシの思考は偏っているのでしょうか。
ランニングコストでマークツーのだんぜん勝ち。
いま思えば、9年目くらいの時にC5の中古にチェンジしていればコストは安くなったと思う。C5は聞くところによればハイドロのシステムの信頼性は増し、耐久もよいそうだ。そういやBXはほとんど見かけなくなったな。そりゃ車検で70万円を超えるようでは、乗り換えるよな。CXも然り。
フランス人はどうしてるんだ?2CVなんて金かかるよなあ。なんで廃車にせずに乗っているのかな。そこが知りたい。
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