今日は、クルマの話にしますがね。日産プリメーラなんですが、最初はなれなくて困りました。なにしろシトロエンエグザンティアと11年も共に歩んできたわけですから。シトロエンの乗り心地はよかった。いつだってフラットです。それが、プリメーラときたら、ドタンバタンと揺れるんです。マルチリンクサスペンションっていう日産のサスペンションは、高速走行優先のセッティングでして、スピードが乗るとよいのですが、田舎道のでこぼこでは胃が上下するほどです。購入時、「これは欠陥品ではないか!」とマジに思い、クルマに詳しいI君に運転してもらいましたが、こんなものだとのこと。タクシーに乗った際の乗り心地をイメージしてみたらといわれて納得しました。
でもI君のアルファロメオ155は、けっこう頑張って揺れないので尋ねると、「前のオーナーが40万円かけてビルシュタインを入れているから」とのこと。私はそのビルシュタインとやらが欲しくなりました。プリメーラはエクステリアもインテリアも素晴らしく、日本車離れしたところがある。だが、足は純国産なのだな。CVTの出来もよくてとっても自然に加速するし、けっこう速い。スポーツモードもなかなかいい。それにハンドリングがとってもいい。スポーツカーみたいだ。ボディ剛性も初期のCクラスくらいありそう。総合力では、エグザンティアより2段階ほど上です。これがコミコミで120万円で手に入るのだから、日本は凄い国だとも思う。
DVDナビ、テレビ、CD、バックビューモニターとフル装備。ナビが渋滞を知らせてくれるんですよ。凄いよなあ。ただ、渋滞を避けることはできないがなあ。『ITドライビング』という当時のキャッチフレーズの意味するところがいまひとつわかりませんが「温度を一度上げてください」と音声でエアコンが動いたりする。誰もそんな馬鹿なことはしませんが。音声操作というシステムはメイドインジャパンだ。ケータイのハンズフリーも付いています。オレ、ケータイをドコモに替えようかしら。
というわけで、21世紀のクルマは凄いね。環境を破壊しながら、テクノロジーを享受しています。こいつにまた10年乗ったら、凄いことだよね。
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