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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:メンヘラー!
じつは睡眠障害がひどくて、連続して2時間くらいしか眠ることが出来ない状況が続いて先週、プッツンと切れた。火曜日に昼飯を食ったところでギブアップ。主任にメモをつきつけ、びっくりする主任の優しい処遇にありがたがりながら早退。そのまま先週は立ち直れなかった。
私は、ガーガーとひどいいびきをかいては、むっくり起きて間食をむしゃむしゃ。の繰り返し。そうとうな変人の状態であったらしい。主任には睡眠障害のことのみ打ち明けていたが、とうとう鬱に付いても告白した。面食らったようだ。職場では仕事バリバリなのにうつ病というのは、かなり意外であろう。今週、出勤して、同僚に病状について(風邪ということになっている)尋ねる者もいたが、「そっとしておいてくださいませ。」と笑っていえば、それ以上の追究はなかった。 しかし睡眠障害はつらいよ。早期覚醒でろくに眠れずにそのまま5時半を迎えて朝の支度をして6時半に家を出る。お昼になれば、もう夕方の気分だ。午後6時にはそうそうに「お先に失礼!」するが、TSUTAYAによって『24』を借りて帰る。食後にじゅうたんに寝転んでオヤジとそれを観る。この繰り返しだ。(本当はビデオを観るのもよくないのかもしれんが)私のジンセイの楽しみは『24』だけなので、まあいいかと思っている。ジムにいったり、いろいろ勉強したりとやることはあるのだが、ごろ寝『24』が精一杯の活動なのである。 うつ病はホントに地獄の沙汰のごとくにつらい病気だ。Pyorinさんの日記で、うつ病の程度を他人と比較して、我こそはと自慢するのはよくないとあったが、まことにその通りだ。私の病気もつらいが、私が仕事で訪問する先には、うつ病よりももっとつらい病気をお持ちの方がいらっしゃったりする。それは末期ガンだ。 末期のガンよりつらい病気はなさそうだ。 魚屋のご主人が骨川筋衣文になって布団に横たわっている。『ガンっていうのは、みんな、こんなに、つらい思いをして死んでいくのかねえ。』などという。私はそうですね、と受容するしかない。麻薬のミックスの具合でまあまあ気分がよかったり、副作用が強く、吐き気やらでひどい気分だったり。なにより自分は明日にでも、昇天するかもしれない。家族も笑って、受け答えしているが、じつは内心はそうとうなプレッシャーを感じていながら笑っていたりするので、『もう死にたいよ~。死なせてよ~。』とまさに死に際で安楽死を求めるオヤジの言葉をそのまま受け止めるケアマネージャーを見て、そちらに気分を害したりということもあった。(でも、生きて!なんて励ましはできないのよ~。こうなると) ジンセイとジンセイが向き合って、浮ついたお世辞などいえるような状況ではない場合、もうオレサマ自身を相手に見せるしかないよなあ。歩行器や杖、ポータブルトイレといった用具をオーダーしていくが、病気の進行が納品より早いのだ。 もしも、死に際の魚屋のオヤジにうつ病の話をしたらなんと応えるか。 『別に命とられるわけじゃないから、いいべ。』くらいか それとも己の末期がんと同等に計りにかけてくれて、なぐさめの言葉でもあるものか。こればかりはわかんない。麻薬どっぷりの人に聞いてもしょうがないかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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