|
テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:レビュー
10:30になんとか歯を磨き、髭を剃った。シャワーはパス。『国民健康保険』に入らないと無保険のホームレスにようになってしまうので、いやいやながら区役所へ行く。待った挙句、退職の証明書がないので、発行してもらえなかった。よって、無保険の現在である。オーバーステイのホステスの不安を身をもって知った。『カフェ・ラッテ』を褒美として己に与えて、秋葉原へクルマを走らせた。
12:30過ぎにクリニックに到着。15:00よりの午後の診察は15番目であった。 とりあえずサンクスでとろろソバを購入し、小さな公園で食べた。その後、2時間以上、時間をつぶさなければならず、仕方なく個室ビデオへ足を運ぶ。スーツを着たおっさんが無表情で籠にDVDを入れていく(一度に6枚借りられる。交換は何度でもOK)にまぎれて私も探してみるが、とてもエロエロを見る気分じゃない。「剣道着を着てセックス…」みたいな企画モノにちょっと心が動いたが、くだらなすぎる着想にバカバカしくなってやめた。ほんの少しだけある一般の映画のコーナーより『さくらん』を選んだ。土屋アンナ主演である。 監督は蜷川実花。オヤジが親ばかなのか誉めていたので、選ぶとする。この映画は色を楽しむ映画だ。朱色。金魚の赤。吉原に売られた娘が女郎から花魁にまで成長し、身請けされて吉原を出て行くというストーリー。前半のスピード感と赤を強調した美術がアンナともマッチして、啖呵を切るきっぷのよいアンナぶりはなかなかいいかんじだったが、後半、お話を意識したあまり冗漫になってスピード感がなくなっていった。もう、こんな映画はハチャメチャでいいんですよ。最初から最後までアンナの尖ったキャラで成り立っているのだから。ほかの女郎、花魁はすべて引き立て役。私がきらいな、アンナと逆ベクトルの木村佳乃はどこまでも木村佳乃で、引き立て役として成功していた。映画としてはどうかといえば、まあ、駄作の類だ。とてもじゃないが世界に持っていく代物ではない。個室ビデオで観て正解だった。 15:30にクリニックに戻り、先に点滴をして、その後、診察を受けた。私は先生に「四国八十八ヶ所を歩いてみたい。」という前向きな発言に喜んでくれた。ただ、失業保険の関係や金銭面のことなど、障害は多いぞ。とりあえず徳島県だけでも行ってみるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月02日 00時21分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[レビュー] カテゴリの最新記事
|