ラモーンズのDVDがアマゾンより届いた『RAMONES IT’S ALIVE 1974~1996』である。2枚組302分。ファンやパンクロック好きにはヨダレモノのアイテムがついに出た。1976年がパンクムーブメント発祥の年であり(ロンドンでの)、彼らのデビューアルバムも76年に出ているが、74年というシロモノがあり、これが凄い、何が凄いって、とりあえずバンドを始めましたというヘタさ。ベースのディー・ディーなんてぜんぜんでたらめ。しかしパフォーマンスの曲はアルバムに入っている名曲。クリエイティブな人っていきなりオリジナルなのね。
とにかくライブ映像を片っ端から集めてDVDにしました、というかんじで同じ曲が当然、何回も出てくる。しかし、飽きないのだ。反復が利くのだ。お経と同じなんだよな。オフクロが昔、私の聴いているロックを「お経みたい」といってたが、オフクロは正しかった。ファンにとってラモーンズの曲を聴く行為は偉いお坊さんの読経を聞くに同じなのである。
ジョーイ・ラモーンのステージ登場時の『おまえら、おしゃべりすぎだ!おとなしく聴け!』の名フレーズで、私はノックアウト。クールとはコレだ!30年、ロックを聴いて私が行き着いた先のひとつがラモーンズであった。
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最終更新日
2007年10月08日 01時15分03秒
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