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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:精神病院より
うつ病で療養しながらなかなかなおらないひとがいる。
この私である。昨年2月に何度目かの社会復帰を果たしながら失敗した。それはなぜか。療養が足りなかったからである。また方法が間違っていたからである。詳細に言うと家で治そうと、治るはずだと、認知療法なんかもいいぞとおもっちたからである。いや、思っていたからである。 入院歴は人生台無しだ。 そう、認識していた。だが、2月20日に入院した私は、結果としてV字曲線で回復してきた。それはまずこまめな診察で薬のミックス(要するに処方)がうまくいき、そして生活習慣が改善されていくプロセスを踏んでいるからであった。詳しくは退院後にブログに書こうと思っているが、開放病棟の入院生活は、禅寺の修行によくにている。コップ1個を手にし、それでお茶も歯磨きもなにからなにまで済ます。ショウトウ台は小さく、限られた衣類しか所有できず、テレビも食堂等に2台、これをみんなで観る。ケータイの使用は10時から16時までで、あとは取り上げられる。消灯は21時。眠剤により眠らされる。周りの人はみな何かしら精神が病んでいて、もちろん重い症状の人も多い。そうした環境下で、ときにはナースさんにもへんな目で見られ監視されながら、一挙手一投足を行うのだ。これは修行といえる。そして精神および、生活の悪循環の改善に効果をもたらすのだ。 『レバレッジ時間術』を読み目からウロコも落ちた 今回の入院は、私の人生にとってのローリスク、ハイリターンな投資だったのだ。 くわしくは本を読んでほしい。失った1000万円を取り返すことはできるが、この1時間(いまこうしてネットカフェで文章を打っている時間)は失ったらそれまでなのである。 また、健康管理の意識も大きく変わった。 いつまでもデブと思うなよ だ。今回の外泊の帰りの車内で読んでいる。(土曜、日曜とウチに一泊した)もう、これまでの家での過ごし方とはまったく違うのだ。バスの時間が近いので詳しく書くことができないのが残念だ。あとで書こうと思う。 そんなわけで、慢性のうつ病に悩むかたにお勧めしたい。 3ヶ月くらい入院してみてはどうですか、と。 レバレッジ時間術 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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