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テーマ:今日の出来事(292920)
カテゴリ:精神病院より
ええ、ええ。告白いたしたします。私は病院内で便失禁をいたしました。それも、M田さんが夜勤の日に限ってでございます。
M田さんは、24歳の肌の色の真っ白な、言葉遣いの丁寧な美しいお嬢さんです。禿げでデブのこのオヤジは、表面上は無関心を装ってはおりますが、M田さんの仕事ぶりや、PSW(精神科のソーシャルワーカー)志望について、密かに心にかけているのでございます。 あの晩は、確か4日ほど排便がなく、自分でも不思議でおりました。大腸に便が居座っているのはわかっているのですが、下に下りてこないのです。そこで、わたくしは、得意の座薬挿入をすることにいたしました。下剤の座薬を自ら肛門に挿入して、じっと30分ほど耐えるのです。そうするとカプセルは奥のほうへと進んでいき、硬くなった便を溶かして排便を促します。私は、ナースのO宮さんよりグローブをもらい、いつものように座薬を入れて横になっておりました。しばらくして、いくばくかの排便が見られたのですが、なんと、私のブリーフには、解けた便がべったりとくっついておりました。ウン筋がつくという程度のものでなく、水道で洗ってもどうにもなりませんでした。 私は、ナース室の小さな窓をコツコツとたたき、二人に包み隠さず、打ち明けました。『便失禁をしました。』と。 そのときのM田さんの、ぽっかーんとした表情が脳裏に焼きついて離れないのです。 私のM田さんへの思い。心理学的にはナイチンゲール症候群というそうです。意味がわからない方はググって(あるいはウィキペディア)くださいませ。閉鎖的な空間に長くいると、ストライクゾーンがうんと広くなるというものです。入院歴のある殿方にはこころあたりがあろうかと存じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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