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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:精神病院より
今回の日記はタイトルでほぼいいたいことはいった。要するに。(うつ病は心のかぜです)なんて生やさしいものではないのだ。最近は、この表現はなくなってきたな。うつ病という病を世間に周知させ、またうつ病の人が精神科に受診しやすいようにするためのキャンペーンであった。うつ状態とうつ病の間には大きな隔たりがあるってことだ。私はうつ病を本格的に発症して6年目だが、学生のころよりうつ症状を訴えるところがあった。当時はこれがうつであると思っていたが、たぶんに神経症に近い症状であったことが今ならわかる。仕事を休んでも1日であったもんな。いわゆるさぼりに近く、また1日さぼることで翌日は仕事に行きたいと思わせてくれるものだった。あの頃が懐かしい。こう鬱薬を服用してもいたが、あれこそ(心のかぜ)というべきうつ状態だった。
本当のうつ病というものは、ある朝いきなり鈍器でなぐられたような衝撃がくるものなのだ。私は2002年の2月12日の朝にこれが来た。朝の覚醒時に(うつ病になった!)と完全に自覚したのである。それはこれまでのよくうつ症状じゃなかった。最初の休職は2カ月であったが、今思えば奇跡のごとく2カ月で復職している。11月の中旬の打撃が再度やってきて今度は3カ月の休職と、再燃するたびにうつ病は長引くようになった。そして何回か繰り返したのちに05年くらいからうつが断ち切れることがなくなってしまった。悪化したうつ病の苦しみを味わうことになったのだ。 ということで私は今後の人生をうつ病とともに歩まなければならなくなった。完治することはないのである。暗澹とした気分だな。 統計上は一回目でのうつ病よりの再燃する率は50%、2回目以降はぐっと高くなり私のようになってしまう。なので初めてうつ病になってしまった皆さんには、焦らず静養する 時期を大きくとることをお勧めする。とにかくうつ病の要因をすべて排除してだらだらするしかないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月25日 12時52分08秒
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