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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:精神病院より
昨夜はラボナは服用しなかった。もちろん熟睡したわけではないが合計5時間近く眠れたと思う。目覚めの離脱症状のようなつらさはあいも変わらずだが。病院にいれば、そんなときもとりあえず洗面所へ行って冷水で顔をぬぐう。とりあえず起床してしまう。寝られるかどうかをあまり気にすることもない。いつだってベッドに寝てよい場所であるから。
6時半にセブンスターを1箱ナース室よりもらう。時間をやり過ごす道具ができて少し贅沢な気分である。すぐに吸おうとも思わない。なんとなく1本吸ってみた。物干場の隣の喫煙所は屋外なので解放感がある。耳にはイヤホンがついたままで、スイングアウトシスターが流れている。とりたててニコチン中毒でもない私はゆっくりと吸う。あとから入ってきた人が先に1本を吸い終えて出ていった。私は喫煙を終えると部屋に戻ってネスカフェを飲んだ。たばこにコーヒーという贅沢で肉体の健康は無視した組み合わせだ。そんなことよりも今は精神の健康が再優先。 病棟には統合失調症の人たちが多いわけだが、彼らも苦しんでいる。私の先入観として分裂症は本人はお気楽な病気ではないかという考えがあった。が、実際が違う。本来の病識はないが付随する障害を間接的に自覚し、また薬による恍惚も発生する。身体は弱く。走るなんてことは無理だ。長年の服用で実年齢よりもずっとふけこむといった具合。社会との接点がとぎれた絶望もある。 だが一方において理解しがたい楽天もある。そのあたりの心理が難しいところでこちらはイライラすることもある。まあ人により症状はさまざまなのでひとくくりにすることはできない。ここまで書いて、私は結局あの病気よりはましだと吹聴したいのだということに気づいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月27日 08時22分10秒
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