日曜日の午後には食堂においてカラオケが行われる(それでは、これよりカラオケを行います)といった司会進行をする者もなく、2時頃より決まってある人が歌いだす。(ああ、はじまったな)と私は思う。本日は5人のローテーションで回っていた。うち、女性はひとり。みな中年である。歌われる曲はほとんどが70年代。岩崎宏美のロマンスとか、また会う日まで(尾崎うんたら)サザンの古いのとか。拍手をするものはいない。みな歌本をにらみ、手慣れたてつきでオートチェンジャーしていく。この空気感が私にはビミョウだ。彼らは連体しているようでしていなく、ひとりカラオケが集団となっているような按配なのである。ちなみに私はこれまで一度も参加したことはない。そもそも前回の入院時には外泊中の場合が多かったのであるが。
私の部屋は食堂に近いので大きな音が響いてくる。うつの身にはけっこう堪えるのである。カラオケができるくらいなら、入院はしていないよ。ってことはカラオケはうつ病寛解の指標になるな。それを思うと今までなかったなあ。仕事への復帰はやはり時期尚早であったか。スナックでおねえちゃんを口説く日はやってくるのであろうか。
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最終更新日
2008年07月27日 15時52分21秒
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