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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:精神病院より
昨夜はけっこうまとまって睡眠ができ、一度覚醒してトイレにいったが、合計して7時間近く眠ることができた。早朝時に眠ることができてよかった。
本日は午前中に入浴。未だに入院してから外出はいていない。暑そうだもんね。自転車があればラジオを買いに出るのだが。 本日は30歳を手前くらいの小柄なおねえさんと身の上話をすることができて楽しかった。私と同じクリニックの患者だ。彼女の身の上をここで書くわけにはいかないが、簡単になぜ彼女が入院しているのかをいえば、それは住環境の不備によるものなのであった。今回の入院とは直接関係しないが、彼女はこれまでも住環境で苦労をしている。 中越地震の被災者なのである。私は地震の被害がもっとも恐ろしい。動けない体で大地震に見舞われたらどうしようかと。彼女はクルマの中や避難所での生活を余儀なくされた。やはりもっとも困ったのは排泄であるという。私の予想したとおりであった。地震が起きてしばらくの間は、ただ広場にスコップ大きく掘られた穴に用をたすしかないのだ。シートをあけると何人もの人が用を足す姿があったという。食事の不便は我慢できるが、排泄だけはなかなかうまくいかないとのことだった。携帯電話はつながらずメールも30回くらい送信してやっと送られるほどで家族との安否確認もしばらくできずに、見ず知らずの人と声をかけあって過ごしていたとのこと。災害の怖さについては経験者に直接話を聞くのが一番の薬になると思った。彼女はほかにも住んでいるマンションのうえの階の住人が水をあふれさせて水難にもあっている。家電製品がすべてダメになったとのこと。また、その後の損害賠償について保険屋と交渉においてもけっこうなストレスを感じたらしい。女だとなめるのだという。 彼女の身の上をけっこう書いてしまったな。 でも直接的な原因は書けないのである。うつ病だが症状は私よりも軽い。退院する気になればいつでも退院できる様子だ。 3日前くらいだったか、鳥居みゆきの話を病棟で彼女とすることができて楽しかった。誰かと話をしたいのだが病棟ではなかなかいないのだ。9時消灯だから。 (鳥居みゆき24時)を外泊中で鑑賞していたおねえさんと番組の話ができて私はたいへん楽しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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