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カテゴリ:動物たち
深夜の日記をアップしたあと、しばらくして牛飼いさんから連絡。
これは家に連れて帰ったら薬を与えて様子を報告してとお願いしていたから。 子犬に薬を飲ませた後、10分おきくらいで吐いているとのこと。 体の毒を出そうとしているから体が弱りきる前に毒が吐き切れれば大丈夫と言ってた。 連れて帰ってくるも吐いたけど吐いた後は少し元気になってたから大丈夫だと思いたかった。 別れるときには自分から立ち上がって尻尾もその日初めて少しだけだけど振ってくれたし、画像も何枚かカメラ目線で撮らせてくれた。 ただ牛飼いさんからの注意として吐くときに内蔵を破裂させる可能性があると言われた。 そりゃ人でも吐くときはかなり苦しい。 それをもっと小さい体なんだから体の負担はかなり大きいはず。 子犬の体力との勝負。 それからしばらくは色々な話をして電話をきった。 なのに数10分後、牛飼いさんからメール。 子犬の様子を見に行ったら横になったまま失禁をしている。 そこまで行ったなら絶望的であと10分くらいの命かもしれない。と。 多分、直接私に言いにくいからメールにしたんだろうけど… ちゃんと言葉で説明してほしくて電話してしまった。 そして様子を聞いた。 内容はメール内容を直接聞いて、今は静かに逝かせてあげたいから何もしていないと。 牛飼いさんと話しながら少し泣いてしまった。 他の子犬やクマが亡くなった時でも泣いたことなかったのに… でも他の子犬や猫一家、今は目立った被害が落ち着いている牛を守るためにも泣くのは今だけと決めました。 今まで牛飼いさんは動物が亡くなるまでは出来るだけのことはするのに亡くなった途端に頭を切替えるとこがあり冷たいと思うことがありましたが、今度のことで私も強くなろうと思います。 亡くなった子を思い出すことはいつでも出来るけど、残った命を守ることの方が先決! 色々話をしました。 子犬は様子からして最初に懸念していた畑に行って農薬の類を自分から食べた可能性は薄いんじゃないかということ。 吐いた後、口から泡が出ていたから誰かに与えられた物に何かが混じっていた可能性が高いと言っていました。 姉妹の子犬はこの子より少し体が小さいから一緒に食べても毒の周りが早く亡くなったのではないか。 他の2匹はもし食べていても半月以上早く生まれた分、体力でカバーしているのではないか。 悪意があって与えたのか… 実は思い当たる人は牛舎に誰もいないときに期限切れのハムなど犬に与えに来る人なんだけど、善意なのか悪意なのか? それとも全く別の人? でも牛舎の牛にビビらず子犬のところまで行くなんて普通の人には出来ることなんだろうか? どういった事情であれ、これ以上何もしないわけにはいかない! 今回だけは牛飼いさんも立て続けに悪いことがおこっているので何か対策をしようと考え始めている。 牛舎への入り口を強化するのも一つ。 今まで番犬に入り口近くの策に入れている大きい牛が番牛がわりでそれなりの効果はあったけど… 私達の出入りする利便上、簡単に入れる部分もあったので厳重な門を入り口を作ろうかという話にもなった。 そして番犬が今はいない状態なので牛飼いさんの家にいる犬を1匹連れて行って、子犬は知り合いに大きくなるまで預けることも考えはじめている。 今、牛舎には中型犬以下しかいないので牛飼いさん家の猟犬が入り口に座っていたら手を出されにくくなるのではないかということです。 その猟犬も結構年なので早々に次の番犬候補を決めないといけない。 こういう時こそ大型犬のMixでいいから里親になりたいのに大概は番犬目的はお断りと条件にあった。 そして代々子孫を残して牛舎犬にしたいのに去勢も条件だったり… あとは動物保護センターにも問い合わせてみるつもり。 人によっては犬に良くない環境と言うかもしれない。 でも、か弱い動物たちを同じ動物で守ることも出来るし、過保護にするばかりが良いことなの?と疑問に思っていることもある。 可愛がる犬もいれば仕事をする犬もいるんだと考えてほしい。 そして犬を家族という人もいるだろうし私も実家の犬はそう思っている。 でも牛舎の犬は私に取っては牛舎を守る仲間です。 ある意味、家族よりも大切だと思っています。 何らかの形で他の動物たちを守るためにも手出しできない環境を作っていきたいと思います! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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