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2005年10月07日
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テーマ:ニュース(99972)
カテゴリ:牛さん
アメリカからの牛肉輸入がストップしている現在で牛肉輸入先の主流はオーストラリア。

ではオーストラリアの牛肉の安全性は?と聞かれたら?これを基準に判断してください。

オーストラリアの牛肉産業は日本と違って各国への輸出がメインです。
アメリカ、EU、日本に輸出されています。
日本以外の国ではPL法などがとても厳しく衛生基準が国によっても違います。
そのお蔭でEUからBSE発生リスクの一番低いグループ(レベル1)に認定されました。

日本はレベル3、アメリカでレベル2です。

このオーストラリアのレベル1はBSEに限らず口蹄病などに対しても危険要因を分析して早めに対策をとってきた結果と言われています。

トレーサビリティについても トレーサビリティ実現のために、生産段階では8ケタの農場固有の農場識別番号(PIC)を設定し、農場で飼育される牛に農場番号を印刷したテールタグまたはイヤータグを装着します。家畜を移動する際には、テールタグまたはイヤータグを付けて「全国出荷者証明書」を添付しなければなりません。
厳しい9項目が義務記載になっています。
虚偽の記載をした出荷者は厳しく処分されるそうで、偽装表示も事前に防ぐ仕組みになっているそうです。

牛を移動させたりと畜、流通させるのにもこの証明がないと出来ない仕組みになっているそうです。
(これだけ書くとオージービーフの回し者みたい)

では反対にアメリカのBSE対策は?といえば
これもテレビで話題になったことありましたね。
今から書くのはハーバード リスク分析センターで評価され2004年に施工させた概要です。
・歩行困難な牛の食用禁止
・特定危険部位(SRM)の除去
・先進的食肉回収システムの規制強化
・空気噴射においてのスタンニングの禁止
・BSE検査中の牛肉は陰性の確認がされるまで流通禁止
歩行困難牛にはダウナー牛以外にも骨折して歩けなくなった牛も含まれるそうです。

ここにBSE検査中の牛肉と書いてありますが
と畜牛は対象外。なんらかのリスク牛の一部だけ検査しているのです。
検査対象牛はアメリカにいる牛全体のパーセンテージからいっても満足できる数ではありません。
そしてBSE検査がそれでもしっかりと行われているかという信用がないのはご存知だと思います。
しっかり調べたことを書かなければと思う反面、アメリカが言っている建前と実情のギャップに辟易しています。
こんなことだけでも、どこまでアメリカ国内で浸透しているのかも疑問です。

そして他の突っ込みとして
日本もアメリカに、高級牛肉をごくわずかだが輸出してきました。アメリカは日本でBSEが発生して以来、全頭検査と特定危険部位の除去を行っている日本の牛肉の輸入をいまも禁止したままです。
にもかかわらず、まともな安全対策もないまま米国産牛肉の輸入再開をごり押ししようとしている。

対日輸出分だけでもアメリカ側に全頭検査を実施してもらい、費用などを日本側が負担する案も出されてたのに、「国内と国外との二重基準は避けたい」と拒否られたし。

まっ、現大統領の地元のテキサス州が牛飼育頭数が全米一で後援者に強く言えないのだろうけど…





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最終更新日  2005年10月07日 18時24分03秒
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