うししらいふ

何が痛い話ですかって？
それは私の足。

今回も牛飼いさんの牛だけでなく知り合いのバクロ（家畜商）の分も運びました。

市場に早朝に到着して牛を下ろすために車に繋いである紐を解くときに右足を踏まれてしまったんです（泣）

幸い、スグに足をどかせることも出来たし踏まれた場所も急所を外れていました。
私を踏んだ牛はF1で800kgを軽く超えていました。
もう少しずれていたら小指の真上だったので…
安全長靴でなければ折れていた？かも…
足をどかせたときに条件反射的に牛を蹴りそうになったけど（なんて野蛮な私）足が痛すぎて諦めました。

とっとと痛い足をかばいながら牛を車から下ろして運んで繋げました。
最近、やっぱり牛に触れる時間が少なくなって感覚が鈍っているのかな？
牛飼いさんが持ってきた牛じゃなくて良かった。
初対面の牛だから踏まれたんだって自分に言い聞かせられる。

私は自分の痛みだから痛さによっては牛飼いさんに伝えて足を見てもらって、場合によっては病院にもって出来ます。

だけど牛はと言うと…

今日はこんな牛もいたんです。
ここからは本当に痛々しいお話です。


朝に市場に到着したときから床に血が…
横にいる子牛にもかかっていて…
最初はかかっている方の子牛が怪我をしているのかと思いました。
良く見てみるとこの子牛の鼻が切れていたんです。
血は出ていてもスゴク元気のある子牛だし血もスグに止まるだろうと思っていたのですが…
中々止まらず、時々様子を見に行ってもしたたり落ちたり、勢いよく糸のように出ていたり。

この子牛を連れてきたバクロさんも時間と共に心配になってきていたみたいです。
止血剤があればスグに止まるんだけどって話には他の人ともしてはいるのですが市場に止血剤なんて持ってきている人なんているはずもなくて。

結局輪ゴム使って止血出来たのが私が見てから4時間後。
一度、子牛をセリに出すのを諦めて場所を移したみたいですが２ヶ所とも周りは血だらけになっていました。
画像の場所は２度目の場所に移してスグに撮影したもの。
このときは座っていて血が円を描くように落ちていますが、最後は円が外周になるように血溜まりになっていました。
手当てが手遅れになっていなければいいのですが…

耳票の番号を控えてくれば良かったと後から後悔。
控えていれば、しばらくしてから検索をかけて生死を調べることが出来ますからね。

ちょっと今回は私も子牛も痛いお話。

私の足。お風呂入る前に見たらすこし痣になっていました。
明日の朝にはどうなっているのかな？
痛みはさわらなければ感じません。
ということは大丈夫だ！

昨日は市場に行くときから合流。
今日は市場だけ。
明日は市場で買ってきた牛と育成牛舎にいる牛を山の牛舎に連れて行って枠の入れ替えをするそうです。
それのお手伝いにも行くことになったので１週間ぶりに小豆に会えます(^^)

本日は昨日から家で２時間、車で１時間寝ただけなので、もう寝ます。
お休みなさいです。