うししらいふ

シェパードのクマ亡き後、牛舎入り口の番犬場所が空席のままでした。

そこに2匹の土佐ジュニアがやってきました。

今年の2月に牛舎で生まれた4匹のうち2匹。
小豆のお母さんとは違うお母さんだけどお母さん同士が姉妹。
従兄弟で兄弟になります。

生まれて1ヶ月くらいで以前、牛舎に手伝いに来ていた男の子が犬好きで連れて帰りました。

そのころはクマも元気で番犬も不自由していなかったからほしいという人がいればあげていました。

常に人がいない牛舎よりも絶対いい環境ですからね。

お母さん犬は柴犬クラスの大きさ。
土佐も土佐の割には小柄なので子犬の時にはそれほど大きくならないと思っていたのに予想外に大きくなって帰ってきました。

そりゃ、散歩も2匹じゃ大変だし、ご飯の量も…
なにより悪戯盛りのお年頃に2匹相手じゃ大変だったでしょうね。

ついでに言うなら男の子はあんまり世話をせずに一緒に暮らしている彼女がほとんど面倒をみていたらしいですから…

手に負えなくなって帰ってきてしまいました。

一度、クマが亡くなったときに番犬として引き戻ししたいと言う話があったときには大きくて世話が大変だけど情があって手放せない。
仲のいい2匹だから手放すときは2匹一緒にして別々にはしたくないと言っていたんですけどね。

2匹一緒に帰ってきました。

普通の犬ならいくら外で飼っている犬でも牛舎の環境は大変かもしれないけど…
さすが牛舎生まれ？スグになじんでいました。

でも図体の割には小心者のようで何か機械が動くとビビってますけどね。

土佐ジュニアって立ち上がると私の顔まで鼻が届くのに機械音がすると尻尾を下げて小さくなっています（苦）

見た目が厳つい顔だからそれだけでも少しは番犬になるかな？

そしてまたまた牛飼いさんに言われてしまったこと。
「いくら生まれてスグの子犬時代を知っているからってこれだけ大きくなった犬に恐れもせずに抱きつきにいくのって変！」

それって変なことなんでしょうかね？
噛み付きそうな危険な犬ってそれまでに雰囲気でわかるから大丈夫だと解って行っているんですが…

そんな新しい牛舎の番犬くんの名前はタイガースファンのつけた名前らしく
「虎次郎」と「虎鉄」です。

牛飼いさんは任侠映画っぽい名前が嫌らしく改名したいらしいけど、ここまで大きくなってから名前を替えるのは止めたほうがいいと思うんだけどなぁ…

牛飼いさんのことだし新しい名前を考えるのが面倒臭くてこのままになる可能性の方が大ですけどね。