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わたしの名前type90kaiと言うのは90式戦車(改)の意味です。
1990年に自衛隊に正式採用された戦車であり、その時から十数年が経った今は、部分的に改造してグレードアップしています。だから(改)なんですね。 わたしが好きな戦車は基本的に数十年も昔の歴史上の車種ばかりで、現用戦車はあまり好きではありません。 と言うのも、どうしても現用戦車は、現在進行形のいろんな血なまぐさい事件とリンクしてしまって気がめいるということもあるし、デザイン的にもなんかピンと来ないんです。 しかし、自衛隊の戦車は好きです。戦闘で人を傷つけたことがありませんし、細かいところをよく見るとやはり日本人がデザインしたんだなあ、と思える部分が多いからです。 さて、その自衛隊戦車のおもちゃが新発売されたので買ってしまいました(今のところ東日本限定のようです)。 おもちゃと言ってもガム付きのいわゆる食玩なので、一部のコンビニなどでの販売です。 一輌470円前後。 全長12センチほどのカワイイ戦車ですが、小型モーターを搭載しており、キャタピラ駆動で良く走ります。 速度はかなりゆっくりめで、50センチ程度走るのに20秒以上かかります。これが戦車らしい感じを出していて好感が持てますね(実際の90式戦車は高速駆動で爆走しますが)。 スケールは鉄道模型などでおなじみの1/87(HOスケール)。 戦車の世界では海外では一部あるもののあまり国内ではなじみのない大きさです。1/72とか1/76なら一般的なんですが。やはり、あまり大きくするとパッケージに入らなくなるんで、1/87が限界なんですかね。 出来はなかなかいいですよ! ところで、同封の解説書には「90式は高価すぎて数が揃わなくて残念」と書いてあります、実際の自衛隊の話として。 しかし、そんなに90式は外国の戦車に比べれば高くはないでしょう。アメリカやドイツなどの主力戦車に比べると、同じぐらいか、あるいは安いと言われています。 と言っても一輌で7億ぐらいですが(笑)。開発当時はもっと高く、一輌10数億円ぐらいだったようです。 まだ景気のよかったその頃でさえ、完全に主力戦車として全国の部隊に配置することは出来ませんでした。兵器って高いもんです。 第二次大戦のゼロ戦だって、そうとう高価なものだったはずです。貧乏国家が無理して作った高価な兵器に、燃料がもったいないからとろくに飛行訓練もさせずに若者を戦地に送って、勝ちめのない戦争をダラダラと何年もやりました。 そんなことやって国が栄えるわけないじゃないですか。 誰でもわかることですが。 でも、わかんない人もいますね。石原慎太郎とか。 ワケの分からない戦争映画で「君を守るために死ぬ」とか言わせてますが、自分が死んで守れるものなんか世の中にあるわけないでしょう。 石原都知事は自分は安全な所にいて、息子たちのうちの誰ひとりとして自衛隊にも入れずに、一体どんな戦争をするつもりなんですかね? 選挙で自民が負けて良かったです。 戦争をやりたがる国になっては、おちおち戦車の食玩で遊んでいられませんからね(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月08日 08時13分09秒
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