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テーマ:小学生ママの日記(28635)
カテゴリ:第2子・次女のこと
我が家の4きょうだいの2番目、次女8歳(3年生)は左利きです。
♪わったしのわったしの次女はぁ~ひだりきっき~♪ ・・・・アホですな>私 ******************************** さて、今週は長女・次女・長男の通う小学校で個人面談週間です。 で、水曜に長女9歳&次女8歳の個人面談がありました。 今回、次女8歳のところで、先生とお話した内容から、 いろいろ考えさせられたので、左利きについて 熱く語ろうかと思います。 我が家は次女8歳以外は全員右利きです。 私の把握する限り、親戚親族の人々はみんな右利きです。 よって、次女8歳の左利きというのは親としてはとても興味深いんですね。 幸い?うちのジジババたちは理解あるジジババたちで、 「左利きはかわいそうだから右に直してあげなさい」なんてナンセンスなこと言わず、 「次女がいいようにさせてあげなさい」とあたたかく見守ってくれています。 私も「4人子どもがいて、1人くらい違ったタイプの子がいるのもいいかも」と、好意的ですが、 日本の世の中は右利きの人が圧倒的に多いこともあって、 何かと不自由なことも(右利きの私には気がつかないような)あるんだろうなと思い、 先日、 ↑↑この本を買いました。 著者のたみやさんが左利きで、ご自身が今まで左利きで感じた不便なこと、 よかったことなどを書き綴っています。 ご自身がイラストを描かれる方なので、イラストが多く、漫画チックで、 とても楽しく読めました。 「そうか、左利きさんは自動改札も自動販売機も不便なんだぁ・・・」という具合に。 で、話は先日の次女9歳の個人面談の話へ・・・。 次女のクラスでは「100マス計算」を積極的に取り組んでいます。 今は足し算の100マス計算ですが、ゆくゆくは掛け算の81マス計算もするそうです。 そこで、先生に、クラス全員の子のタイムの一覧表を見せられました。 次女、公文で散々計算しており、そんなに計算速度が遅いとは思えないのですが、 (100マス計算で使う、1桁+1桁はもう少し早くできるはず・・・) クラスの中の下くらいの位置にいました。 ・・・実は次女から「100マス計算、タイムが伸びないから嫌い」という話を聞かされていました。 100マス計算は上の段と最も左の縦の行に問題が書かれています。 左利きの次女は自分の左手が邪魔で、左の縦の行の問題が見えないんですね。 で、いちいき左手をよけて、問題をみて、答えをかいて、また手をよけて、問題をみて・・・ ・・・の繰り返しで、右利きの子に比べて動作が余分な分、時間がロスしてるようです。 ある一定の回数、100マス計算を続けると、誰でもタイムの伸びが横ばいになります。 次女は自分が左利きゆえに面倒な動作をしながら100マスの計算をするのが とても苦痛で、それゆえに人よりタイムが遅いということに気がついていて、 家で「だから100マス計算、嫌いなの」とグチをこぼしていました。 それを面談の途中にふと思い出し、 先生に「左利きの子は100マス計算、やりづらいと思うんですよ・・・」と 話を切り出し、説明し、次女がそれで100マス計算が嫌いと言っていることも話しました。 先生は 「本当ですね~それはかわいそうなことをしていましたね。 早速、プリントの一番右の余白に、縦行の問題を印刷するようにしますね。 そうしたら右の子も左の子も同じようにできますよね。」 と、改善してくれるとお話してくれました。 あと、習字の授業はどんなふうに受けているのか? (習字は専科の先生が担当しているので、担任の先生は知らないんです) 個別に習字専科の先生に聞いていただくことにし、後日教えていただくことにしました。 ま、右手で筆をもってかいていても、左で筆を持ってかいていても、 どちらにしても、 「とめ・はね」などがうまくいかないというので「書道嫌い」になるんだろうな・・・ 右利きの私でも筆で字を書くのはうまくいかないから嫌いなのでね~ 今日、次女が 「先生が、左利きの子でも問題見やすくしたプリントを作ってくれて、 今日、タイムが20秒上がったよ」 と喜んで帰ってきて報告してくれました。20秒は大きいです! こんなこと(100マス計算しづらいこと)、 本当は次女本人が先生に言ってくれたらいいことだし、 私がこういうことを言うのは過保護かな?と 思ったりもしたんですが、次女がそれが原因で「計算嫌い」になったらよくないと思うし、 私は「次女が計算しづらいから100マス計算嫌い」って家で話している事実を伝えただけで、 私の口から「プリントを変えてくれ」と頼んだのではなく、 私の報告をうけて先生が手を加えてくれることになったんだから、ま、いいか~ と、自分の中で過保護説を抹消している、調子のよいおぐちゃんでした 市販されているものだと・・・ ↑↑こんな「左利き用」なんていうのもありますね(笑) 次女は一応、女の子です。 最近、裁縫や編み物、ビーズをする私の姿をみて、 自分もやりたい!ということを言います。 でも、ビーズならともかく、裁縫や編み物って左利きの子にどうやって教えるの? 向かい合って「ママの真似をしなさい」とするしかないの? それとも無理やり右手に針や編み針もたせて、「こうするのよ」と右の人にあわせる? でも、利き手じゃないほうで裁縫や編み物みたいな緻密な作業は辛いよね? PC使うにしても、マウスの操作、利き手じゃないほうでするのはイヤだろうね。 マウスは設定を変えれば左利き用にもできるんですが、 家族で共用しているものだし、そんなしょっちゅう左バージョンに変えられるのは迷惑。 それに学校のコンピューターの授業でもマウスを「左設定」にしてはもらえないだろうし。 そして数字のテンキー、これも右にありますよね。 ・・・なんてことを考えてたら次女はスーパーでレジ打ちのバイトもムリ? (最近はバーコードで読み取りだけど、それでも機械が右の人に都合いいようにできてますよね?) 左利きって、そういう意味ではちょっとしたストレスを日々重ねているんですね。 細かいところでは・・・ 鉛筆やシャーペンのかわいい柄も左手で持つと全部逆さになってますし~ 筆箱のふたを利き手で開けると、鉛筆は逆さに入ってるし~ 缶切りだって使いにくいですよね。 そう思うと、次女の利き手も右に直してやっておいたほうがよかったんだろうか?って すごく親として後悔するような気持ちになることもあります。 でも、ムリに直すのは、脳によくないという報告もあるとかないとか?だし、 私も生まれ持った素質を違う方向にむけるのは、何かしら副作用があるような気がして、 次女の左利きは次女の個性であると考えてそのままにしてきたんですが・・・・。 もう、次女は8歳にもなるので、多少の判断はつく年頃になってしまっているので、 次女に 「右利きに直したかったら、いつでも協力するからね。 でも、今の左利きでも全然かまわないんだよ。左利きは悪いことじゃないからね。 次女自身が感じているように、左利きは右利きの人が多い中で生活するのに、 ちょっと不便なことも多いのは確かだから、それが辛いから右に直したいというのであれば ママはいつでもお手伝いします。 左のままで頑張るというのであっても、ママは今までどおりに協力します」 と、話はしてあります・・・・。 でも・・・これって決定権を次女にゆだねて、逃げてるだけ? なんて思う心も私の中にはあるんですよ・・・・。 子どものことって、何から何まで心配。 子どもって結構たくましい生き物だから、それなりに順応していけるのにね。 左利きの人必見! 左利きの人をよく知りたい右利きの人必見! フェリシモ レフトハンターズ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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