おぐぱっぱんち

１２月は寒かったので、"こう"はしばらく外で遊ばせて貰っていません。
私が休みのときくらいは外で遊ばせてあげなければと使命感に燃え２日と３日の約１時間ずつ、近くの公園へ行きました。

これは３日のことです。

到着してしばらくは砂遊びや駆けっこなどをしていました。
妻は部屋の掃除をして遅れて到着。

凧揚げをしている親子がいました。
"こう"はバタバタと音を立てる凧に興味津々です。
突然走り出したかと思うと墜落した凧に向かっていました。
落ちる凧に向かってダッシュ、何度もやってます。
（っていうか凧上げ下手。）
（こんなに風あるのに全然上がってないじゃん。）
"こう"大きくなったら父ちゃんが教えてやるけんな！
親子連れのことを少し羨まし思う私でした。

親子連れが凧上げを止めたら、次の興味は滑り台。
私が後ろで見守ってはいますが、自分の力で階段を上がります。
上まで上がったら、私が抱っこして滑ります。

わずか１～２秒の滑走ですが、顔を覗き込むと大きく口を空けてニコニコ。

何度か繰り返しながら思いました。
（自分で滑れるのでは？）

試しに１人で滑らせてみました。
滑り台の横から手を伸ばして支えながらです。

最初は座る位置が悪く立ったまま滑り始めたり。
滑り出すと後ろにひっくり返ったり。
滑れたかと思うと手すりを強く握ってスピード感が無かったり。

それでも本人は楽しそうでしたが・・。
５回くらいチャレンジしたころ、"こう"がまた一つ成長しました。

上手く座って、お尻で少しずつ前に出て、滑り出したのです。
しかも、何を思ったか両手はバンザイ。
キィーーャー♪
（おいおい！！冒険し過ぎだろー。）
体重が軽いので、勢い良く滑っても滑り台から落ちることなく止まりました。
余りに突然のことで支えることもできなかった私はハラハラドキドキ。
そんな私をよそに"こう"は満面の笑みです。
キャッキャキャと笑いながらまた階段まで走っています。
スピード感もあって、とっても嬉しそうでした。

小さな成長ですが、立ち会うことが出来た喜びを感じています。
そんな、私は先日３０歳になりました。ついに３０歳・・。

私の父親が３０歳の時、母は２９歳、私は８歳・・。
子育て大変だっただろうなぁ。