おぐぱっぱんち

土曜日の午後から２歳健診とインフルエンザの予防接種に行ってきました。

この日の修羅場はこれに懸かっていました。

トミカのトーマスシリーズ（ダック）です。
敢えて未開封のままポケットに仕込んで出陣しました。

病院に着いて直ぐ、思っていたより早く出番がやってきました。
中待合室に入らないというのです。
ダックをチラっと見せるとすんなり入ってきました。
『今日はこれがあるから平穏に済みそうだ』と思いました。
考えが甘かったことに直ぐに気づきました。

体重測定では嫌がって体重計に乗らず。
乗せようとすると仰け反って脚を体重計に乗せません。
ダックを開封したが効果なし・・。
結局、妻が抱いて乗ることになりました。
　
身長測定も嫌がって身長計に乗りませんでした。
私が先にやって見せましたがスイッチの入ったコウセイは見向きもしません。
３人かかりで抑えて測定しました。

その後も聴診器、喉、目、お腹の触診・・・、最後に予防接種と進みましたがコウセイは終始絶叫していました。
予防接種後にアンパンマンのシールを貼ってもらい少し落ち着きました。

私のは残念ながら普通の白い奴でした・・。

先生と看護婦さんに「あーとました（ありがとうございました）」と言って（言わせて）終了。


激しい抵抗に遭いましたが病院に行く前にこんな練習したんです。
「お腹モシモシするよー」
「はーい♪」コウセイがペロンとお腹を見せ、私が聴診器をあてるフリをする。
「お口見せてくださーい」
「あーーー。」口を大きく開ける。
「今度は"べぇーー"してください」
「ぇぇぇぇぇーーー。」舌を見せる。
今考えると、病院で"べぇー"はしないなぁ。
「目を見せてくださーい」
「はーい。」コウセイあっかんべぇーの顔
「今度は目の上を見せてー」
「はーい。」コウセイあっかんべぇー逆バージョン、上瞼を持ち上げる。

残念ながら練習の成果は出せませんでした。
おもちゃ作戦も不発でした。
コウセイの抵抗で元気に成長していることを体感できた２歳健診でした。

２週間後には２回目のインフルエンザ予防接種です。
今日の記憶が鮮明に残っている頃なのでもっと激しい抵抗に遭いそうです。

帰りに「コウセイ、ダック嬉しい？」と聞くと
「ウン♪ダック」と言ってバックミラー越しに握り締めたダックを見せてくれました。
「病院また頑張ろうな！」

「ウン！」

妻と苦笑いして家路につきました。