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おぐぱっぱんち

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2007.02.10
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カテゴリ:日記
潰瘍性大腸炎という病気にかかっています。

病気を持っている者の悩みの一つは保険です。
幸い私は病気の診断前にS社で生命保険に加入していました。

元々、知り合いが担当だったのですが、いつの間にか退職していました。
その後、ウワサで個人的な理由での退職としりました。
私は知らないうちに担当者不在の窓口顧客になっていました。

それに気づいたのは、6年前の退院後の保険請求時です。
当時は『担当者なんて誰でも一緒』と思っていたので、あまり気にしていませんでした。
結婚して、保障額の変更の為にS社コールセンターに電話しました。
すると、窓口からHさんが来訪してくれました。
結婚を機に補償額を上げたいことを伝えました。
Hさんは、ご機嫌な様子で話を聞いてくれました。
その後潰瘍性大腸炎であること、投薬中であることを告げると、Hさんのテンションが急に下がって行きました。
「ダメです。」
「無理です。」
「契約は変更できません。」
と突き放された感じがしました。

その時、審査をしてもらったかどうかは覚えていませんが、とてもショックを受けました。自分が病気であることを改めて痛感しました。

それ以来、"保険は今のまま続けるもの"と思い込んでいました。

先日、友人から電話がありました。
S社に勤め始めたというのです。
そこで窓口顧客のリストを見る機会があり私の名前を発見したというのです。
自分が担当しても良いかと確認してくれたのです。もちろんOKです。

さて、電話の中で"契約更新が近いこと"を知らされました。
プランの変更を勧められました。
できるなら変えたいと伝えると上司と一緒に訪ねてくれました。

どうやら、契約更新は100%不可ではないそうです。
その審査は専門の部署が行うので、販売担当レベルでは回答できないそうですが、
審査をしてみる価値はあるとのこと。

このように言われ手放しでは喜べません。
4年前Hさんが言った「ダメです。無理です。契約は変更できません。」は何だったのだろうか?
上司に聞きました。
「彼女が言っていることも間違いではないんです・・」と歯切れの悪い言い方でした。

”間違いではない=正解でもない”ってことだと思いました。
病気持ちの面倒な客は、担当したくないと思われたのでしょうか・・。
顔を会わせておきながら、担当者になって居なかったところを見るとそう感じてしまいます。
大げさですが、販売担当者の一言で残された者の人生が変わるかもしれません。
もう少し真剣に応対して欲しいものです。
ま、過去を愚痴っても仕方ないので、新しいプランで申し込んでみることにしました。

私の告知内容は概ね次の内容です。
3ヶ月以内に潰瘍性大腸炎で通院している。
通院は投薬の為である。
現在投薬中である。
会社の健康診断結果は2年続けて"異常なし"

さて、審査の結果はどうなることでしょう。
過度な期待をせずに結果を待つことにします。





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Last updated  2007.02.13 13:45:35
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