|
カテゴリ:ひきこもり
もし自分のお子さんが、『不登校・ひきこもり』になった場合、ついつい親御さんは子どもに対して 「なぜ」 「どうして」 「なんで」 とばかり、責めるように聞いてしまいます。 あるいは、育て方が悪かったのかと、ご自身を責めてしまうことも多いのです。 責めるというのは、『怒り』を吐き出している状況とも考えることができるわけですが、なるべくなら、『怒る』よりも、『優しく』あって欲しいものです。 それは、お子さんに対しても、他の人に対しても、そして何よりご自身に対しても。 また、頭の中では「あせらずに、子どもをのんびりと見守るのが大切」と思っていますが、いざご自分のお子さんが『不登校・ひきこもり』になったとき 「あせらずに見守ります」 と、いいながら 「もう一週間も待った」 「1ヶ月も見守った」 と、のんびりどころか見守ること自体に、あせりを感じてしまう親御さんが大勢います。 『ひきこもり』の場合、精神科医である斎藤環氏の調査によると平均ひきこもり期間が3年3ヶ月におよび、長期の人は14年にも及ぶとあります。 そして『ひきこもり』のキッカケの68・8パーセントが『不登校』であったといいます。 平均ひきこもり期間が3年3ヶ月であるという事実を、まず親御さんが認識し、覚悟を決める必要があります。 3年とか聞くと、親御さんがそれだけで絶望的な気持ちになるのは、当たり前かも知れません。しかし3年間もひきこもらねばならないほど、子どもさんの心は傷ついているのだと理解をしてほしいのです。 お子さんが傷ついているのなら、優しくいたわってあげてほしいのです。 もし、ご自身が傷ついているとしたら、ぜひご自身も優しくいたわってあげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ひきこもり] カテゴリの最新記事
|