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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2006年03月15日
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カテゴリ:ひきこもり


もし自分のお子さんが、『不登校・ひきこもり』になった場合、ついつい親御さんは子どもに対して


「なぜ」


「どうして」


「なんで」


とばかり、責めるように聞いてしまいます。


あるいは、育て方が悪かったのかと、ご自身を責めてしまうことも多いのです。


責めるというのは、『怒り』を吐き出している状況とも考えることができるわけですが、なるべくなら、『怒る』よりも、『優しく』あって欲しいものです。


それは、お子さんに対しても、他の人に対しても、そして何よりご自身に対しても。



また、頭の中では「あせらずに、子どもをのんびりと見守るのが大切」と思っていますが、いざご自分のお子さんが『不登校・ひきこもり』になったとき


「あせらずに見守ります」


と、いいながら


「もう一週間も待った」


「1ヶ月も見守った」


と、のんびりどころか見守ること自体に、あせりを感じてしまう親御さんが大勢います。


『ひきこもり』の場合、精神科医である斎藤環氏の調査によると平均ひきこもり期間が3年3ヶ月におよび、長期の人は14年にも及ぶとあります。

そして『ひきこもり』のキッカケの68・8パーセントが『不登校』であったといいます。



 平均ひきこもり期間が3年3ヶ月であるという事実を、まず親御さんが認識し、覚悟を決める必要があります。




 3年とか聞くと、親御さんがそれだけで絶望的な気持ちになるのは、当たり前かも知れません。しかし3年間もひきこもらねばならないほど、子どもさんの心は傷ついているのだと理解をしてほしいのです。



お子さんが傷ついているのなら、優しくいたわってあげてほしいのです。


もし、ご自身が傷ついているとしたら、ぜひご自身も優しくいたわってあげてください。









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Last updated  2006年03月15日 09時54分06秒
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