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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2006年03月18日
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ある出版社さんのご紹介で、


「1歳~2歳くらいの子どもを持つ、若いお母さんには、子育てに不安を持っている人が少なくありません。そんなお母さんたちに、肩の力が抜ける話しをしてほしいのです」


ということで、行って参りました。講演会。


なんといっても、会場にお母さんがいるということは、同じく一人のお母さんには、1人か2人の赤ちゃんがいるのでございます。

そして、赤ちゃんというのは、よちよちと歩き出したり、ハイハイをしたりする中、わたしの講演会が始まったのでございます。

赤ちゃんが歩き回り騒いでいる中での講演というのは、はじめてでどうなるかな? とも思ったのですが、思いのほかうまく行ったようでございます。

少子化が叫ばれる現代社会というのは、女性が、あるいは女性だけではなく男性も、子どもを作る気を失わせてくれるシステムになってしまっているのでございます。

その結果、子育てにおけるお母さんの負担が、これまでになく増えているというのが、事実なのでございます。


まず、子どもというのは、母親一人で子育てをするのは、非常に困難である。

しかし、いまだに母親が赤ちゃんを誰かに預けて、働きに行くということを悪くいう人も少なくない。

そうした中、男女平等社会ということで、働く母親にとってどういった結果がやってきたかというと



男性と同じ仕事を要求され

同時に赤ちゃんや子どもを育て

他の家族のために家事に追われる




という、三重苦になってしまっておるのでございます。

もちろん、昔の母親も同じような苦労はあったのでございますが、核家族化と、仕事が満員電車に揺られて出社してというのは、これまでになかったストレス社会に挑んでおるのでございます。


あるいは、専業主婦の場合でも、コンクリートに遮蔽された部屋の中で、24時間赤ちゃんと一緒という生活はつらいものがあります。


そんな苦労を日々繰り返していると、どうしても、心も体も疲れきってしまいます。


そんなお母様がたに、少し肩の力を抜いてみませんか?


少し育児がしんどくなったら、ベビー・シッターでも子どもを預かってくれる機関に、お願いして自分の時間を確保して、リセットしてみたほうがいいですよ。

もっと、お母さんは、社会や世間に甘えていいんじゃないでしょうか?


みたいなことを講演してまいりました。
(笑い声と笑顔の練習つき)


本当は、講演中、30回は笑いを取りたかったのですが、時間の読み違えで、20回くらいしか笑いが取れなかったのが残念でしたが。(お笑い芸人か、わしは!(笑))



はたしてうまく行ったかどうかはわかりませんが、さっき講演会の後に書いていただいたアンケートを読んだところ、

「楽になりました」

「楽しかった」

「もっと聞きたい」

というご意見ばかりでしたので、よかったのでしょう。


講演が終わった後、拍手と、なぜか花束とキャラメルコーンもいただきましたし。(笑)


逆にぼくが、元気なお母さん方や赤ちゃんに接してみて、なんだか癒されたような気分になりました。


ありがとうございました。








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Last updated  2006年03月19日 00時57分22秒
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