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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2006年07月08日
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最近、無用に忙しいのだ。


そこで、ストレスの解消に、普段はあまり言わないホンネを書こうと思っているのだ。


おそらくほとんどの皆さまにしてみれば



「巨椋さん、アンタは間違ってるよ!」



と、いいたくなるだろうが、ここはひとつ笑ってこらえてほしいのだ。






ホンネその1 『吾輩は男女不平等主義者であるのだ』

吾輩は、『男女不平等主義者』なのだ。


例えば、恋愛の対象は女性と決めているのだ。


一時は尊敬する一休禅師や、井原西鶴の書く『好色一代男』の主人公のように、両刀使いになれればと思ったりもしたのだが、どうにもダメなのである。


おそらくこれは“性癖”なのである。


“性癖”は、なかなか治らないので、あっさりとあきらめたのだ。


世の中には、自分が同性愛者であるために、ずいぶんと苦しみ悩んでいる人も多いと聞くが、無理はよくないのだ。


同好の士と共に多いにやるべし。


また、中には、小児愛者もいるが、コミックやアニメで妄想している分には、いっこうに構わないのである。


ちなみに、かくいう吾輩も、女性を愛するといいながら、誰でもいいというわけではないのである。


むかしは年上の女性が好みであったのだが 年上にも限界がある のだ。


つまり、吾輩は男女平等どころか、女性も平等には愛せないのだ。





●ホンネその2 『吾輩はフリーセックスには反対なのだ』

吾輩はフリーセックスには反対なのだ。


煙草はトイレで吸うのが一番うまいのと同じで、ああいうものは、こそこそやるから楽しいという理論なのだ。


ちなみに『ジェンダーフリー教育』には、賛成なのだ。


なのだ……、が……


それを採用している学校など教育機関には、おおいに疑問があるのだ。


昨年の新聞には、あほな学校のことが書いてあったのだ


で、ちょっとは改まったのかと思っていたのだが、そうでもないらしいのだ。


こういう問題も、めぐりめぐって、『不登校・ひきこもり』にカンケイしていると思っているのは吾輩だけだろうか?


ともあれ、そういうわけで、吾輩は『男女不平等主義者』なのだ。






●ホンネその3 『少子高齢化なんて当たり前なのだ』

よく、少子高齢化が大問題だとかで、去年あった選挙などでは、20代の若手女性候補も、50代の代議士候補も、声を枯らして


「わたしは子どもを作りたいんです!」って叫んでいたことを思い出すのだ。


しかし、いくら政治家が、子作りにはげめと言ったからって、そうそうポンポンと生まれるものではないのだ。


そこでアイディア。


世界には、飢えて死にそうな子ども達が億単位でいるのだ。


隣りの中国には、一人っ子政策のため、二人以上生むと、罰則があるということで、国に届けない“無国籍児”がたくさんいたりするのだ。


そういった子ども達を“大量輸入”するというのは、いかがでしょう?


きっと、『地球市民』とか、『地球はひとつ』、『人類は皆兄弟』と叫んでいる全人類を愛する人々は大賛成するに違いありません。


なんつっても、飢え死にしそうな子ども達は救えて、日本の少子高齢化はイッパツで解決できるのです。


もちろん、そんなことをやると、日本文化は壊滅状態になるので、吾輩は反対であるのだ。


人でなしといわれようと、利己主義者と言われようと、「お前なんか地球市民じゃないやい」などと言われようと、いっこうに構わないのだ。


それよりも、少子高齢化であっても、充実した楽しい日々を送れるような方法を画策した方がいいと思っているのだ。






●ホンネその4 『ホリエモンと村上さんの逮捕は残念なのだ』

ホリエモンと村上ファンドの村上さんの逮捕は実に残念なのだ。


彼らは『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちにとって希望の星でもあったであるのだ。


ホリエモンなど、どうみてもさえない『オタク』の若者が、わずか10年で巨万の富を手にした男なのだ。


村上氏とて、元官僚と言いながら、いち公務員から身を立てた男なのだ。


つまり、『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちも、ひとたびやる気を出したら、大成功できるという証拠を示してくれていたのだ。


しかし、かれらは逮捕されたのだ。


違法行為をやったからなのだ。


しかし、両者が逮捕されたとき、マスコミや多くの“偉い”評論家はなんと言ったか?


「お金を儲けすぎてはいけない」


「額に汗して働かないで稼ぐのはよくない」



などと、間抜けな批判をしていたのである。


本当は、逮捕に対する批判は、“違法行為・違反行為”をしたことに集中しなければならないのです。


それは商業の原点は“投機”にあるからです。


商業というのは、リスキーなもので、売れるときになるべく高く売る。


1秒に1000億稼ごうが、2000億稼ごうが、それは悪いことではないのだ。


それが商売というものです。


また、“偉い”評論家の人たちが、


「株式会社は株主のものじゃない!」


などと、とんでもないことを言っていたのだ。


なんちゅーおそろしいことをいうんやと思っちまいました。


そんなことを言える人は、銀行にお金を入れておろそうとするときに、


「まってください。銀行のお金はあなただけのものじゃないんですよ」


と言われても、「そうでしたね」と、あっさり引き下がれる人でありましょう。


国民の税金の使い方がおかしいので、国家に文句を言ったら


「ばかやろう、税金は国民のものじゃないんだぞ!」


と、言われても納得できる人たちでありましょう。


株式証券や日本銀行券(紙幣、つまりお金のこと)というのは。所有者が決まっていて、それを預かった銀行や株式会社。国家行政が運用をするのです。


銀行のお金は預金者のものなのだ。


株式会社の株券は、株主のものなのだ。


税金は国民のものなのだ。


われわれは、それを銀行・株式会社・国家に預けて運用を任せているのです。


銀行・株式会社・国家がダメなことをやったりすれば、お金を引き上げるか、株券を売るか、事業内容や人事、政治家を変えることができるのです。



結局のところ、ホリエモンと村上氏の逮捕は、“出る杭が打たれた”というものでありましょう。


おそらく、多くの人の嫉妬をかったのでありましょう。


これは、これから無一文でチャレンジしようとする人にとって、


「やっぱり、頑張っても無駄なんだ」


と、思わせるものになってしまったのだ。


マスコミは彼らがやったルール違反を攻め立てるべきで、


「一瞬で巨万の富を得るのは良くない」


などと間の抜けた非難は避けるべきなのだ。


商業の基本とは、一瞬のチャンスに賭けるものなのだ。


紀伊国屋文左衛門が、一夜にして巨万の富を手にしたがごとく。


ただし、リスクはあるのだ。


それでいーのだ。


『不登校・ひきこもり・ニート』にもリスクはあるのだ。



そのあと、うまく行くように画策すれば、それはそれでいーのだ。







ああ、こういうことを書き出したら止まらなくなってくるので、ここらへんでやめることにします。


なに? 間違ってる?


それはそれでいーのだ。







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Last updated  2006年07月08日 17時56分51秒
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