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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2007年01月12日
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カテゴリ:不登校
<教育再生会議>いじめで出席停止明記へ 首相の意向で復活
(毎日新聞 - 01月11日 21:30)


 政府の教育再生会議(野依良治座長)は11日、東京都内で運営委員会を開き、今月下旬に取りまとめる第1次中間報告に、いじめなど反社会的行為を繰り返す児童・生徒への「出席停止」措置を明記する方針で一致した。教育バウチャー(利用券)の導入も今年12月の最終報告に向けた検討課題として盛り込む。

(中略)

学力向上を図るため「ゆとり教育の見直し」を明記することも改めて確認した。

高校の履修単位不足問題で対応に不手際が目立った教育委員会については、教委を評価する第三者機関の創設などの改革を提唱する。

「ダメ教師の排除」を狙った教員免許更新制の導入や社会人教員の大量採用も盛り込む。19日に全体会議を開き、今月下旬の報告取りまとめを目指す。



ふ~ん、って感じですね。

この政府案が出される前からぼくは、


「いまの不登校や登校拒否っていうのは、いじめと深刻な関係がある場合の少なくないので、悪質で犯罪的はいじめを続ける児童・生徒は、学校側から“登校を拒否”するくらいでもいいんじゃないか」


っていうことを主張していたんですけどね。

だって、いまの現状だと、いじめられた被害者の側が、登校を拒否するしかないことが多いわけですから。

で、ほとんどの教育関係者や、不登校関係者も


「いじめをする側が悪い」


って意見であるわけで。

ところが、ほとんどの不登校関係者は、ぼくの意見に反対だったりしましたね。


「学校はどんな児童・生徒でも受け入れるべきだ」


みたいな。ま、教科書的にはいい言葉ではありますね。

でも現実では、毎日のように暴力を受けたり、金品を取られたり、レイプまでされている児童・生徒がいて、学校としても事を「なあなあ」で済ませたいわけですから、結局被害者が泣き寝入りしなくてはいけないのが現状。


つまり、彼等は「いじめる側の味方」ってことになるなあ。(笑)


教育バウチャー制度っていうのは、児童生徒が利用券をもらって、学校や先生を選べる制度なんだけど、これに反対する関係者も多いね。

もちろん議論や問題点が多いのも事実だけど、反対する人の多くは、

「教育格差が出るので反対」

「学校に競走が起きるので反対」

っていう意見が多いみたい。


バウチャー制度って、格差を無くす為に考案された制度なんですけどね。

また、競走はよくないと思っている人は、バウチャー制度を利用して競走がない・もしくは少ない学校を選べるという利点があると思うんですけどね。


ただ、荒れた学校やダメ教師は淘汰されていくでしょうから、そういった学校や人たちはアセっているのかも知れません。


まあ、これは政府案ですから、当然政争の具になる。

そして、なあなあで落ち着いて結局あまり良くはならないってことになるような気もするなあ。

ほんと、教育を政争の道具にして欲しくないなあ。

児童生徒や保護者のことを第一に考えて欲しいですね。


そんなことで、結局ぼくはあまり期待していなかったりするのです。







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Last updated  2007年01月12日 11時33分18秒
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