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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2008年03月07日
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カテゴリ:不登校
「日本人は学校依存症なのだよ」


「はあ? 誰が?」


「ほぼ全員が……である」


「なんで? 誰も自分が病気だなんて思ってませんよ」


「いいかね、もし仮に国民全員が盲人だとすれば、誰も目が見えないことが異常とは思わないだろう。むしろ目が見える人間が異常となる」


「はあ」


「日本人のほぼ全員が学校依存症であることは、学校に行けなくなった児童生徒はもとより、親や教師、周囲の人々の異様な対応でわかる」


「異様?」


「子どもが学校に行かなくなったとき、父親は母親を責め、教師は頭を抱え込み、周囲は一日も早い学校復帰を願う。まるで子どもが悪魔にとり付かれたがごとく、親や周囲の人はパニくるわけだ。いささか異様な風景だな」


「はあ」


「学校依存はそれだけじゃない。親は我が子の教育のほとんどを“学校制度”に依存している。親も社会も、子どもの教育を学校制度に一方的に押し付け、「学校に行っていれば安心」といったおかしな信仰心まである


「う~ん、学校も教育のことは学校にまかせておけって感じですね」


「学校制度という巨大機構においては、子どもは時として学校に行くのを嫌がったり、怖がったりすることは、しごく当たり前のことと考えておいた方がいい」



「そりゃそうですね。大人だって仕事を休みたくなったり、イヤになって転職するなんてのは当たり前なんですから」



「ところが、子どもには逃げ場がないのだよ。ときには、“コノ子ノタメ”といいながら、親や社会が返って事態を悪くしてしまうことが少なくない。これは学校依存症であるゆえんである」





(つづく)








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Last updated  2008年03月08日 01時22分07秒
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