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カテゴリ:対処案
生きるのがしんどいと思っている人や、生きずらい系の人たちに、共通しているのが「自己評価の低さ」だったりします。
もっとも、自分を等身大で見るなんて、なかなかできることじゃなくて、どこか過大評価であったり、過小評価であったりしますよね。 等身大の自分を見るためには、なるべく自分を客観的に見る必要があります。 よく心理カウンセラーが、悩んでいる人に対して「あなたはそのままでいいんですよ」とか、「ありのままを受け入れる」「そのままの自分を受容する」などとアドバイスをすると聞きます。 この「ありのままを受け入れる」とは、ダメな自分もそのまま受け入れるということです。 自分を等身大で見るというのは、自分がダメなところ、嫌なところも、そのまま見るということです。 自分のダメなところ、嫌なところを過大も過小もせずに、そのまま見る。 自分のいいところも、そのまま見る。 そこで「わたしはこんなところが、本当にダメだなあ」と、自分のダメさ加減をしっかりと認めてやる。自分のダメさ加減を肯定してやる。 これが「自己肯定」の第一歩です。 自分のダメなところや嫌なところを見つめ、肯定したからといって、無理にそのダメなところを良くしてやろうとか、改善してやろうとかいうことは、無用とお考えください。 だって「あなたはそのまんまでいい」っていうことなんですから。(笑) ダメなところ、嫌なところも、そのまんま受け入れ、肯定してあげる。すると、必要以上に自分の自己評価を低くすることもありません。 自分自身を必要以上におとしめたり、自分で自分を傷つける必要もありません。 必要以上に自分を大きく見せようと見栄を張る必要もなくなります。 自分のダメなところも肯定して、受け入れて生活していると、そのうちに嫌でも、自分のダメなところが顔を出してきます。 でも、ちゃんと自分のダメなところを肯定していると 「しょうがないなあ。こんなときに自分のダメなところが出てくるんだから」 と、笑ってすませることができるようになります。 もし、自分のダメなところを肯定せず、克服しようとして努力していたら 「こんなときに、ダメなところが出てくるなんて自分が許せない!」 と、自分を責めてしまったり、自己嫌悪が強くなったりしてしまいがちです。 やめときましょうよ、人間が持って生まれた性格とか、これまで何十年もつちか培ってきた性格や癖なんてものは、一朝一夕では直らないんですから、それならそれと、うまく折り合って付き合っていけばいいじゃないですか。 むりに自分を矯正しよう直そうとするより、自分がダメ人間だと認めていくことから、自己肯定ができますし、また、自己評価も高くなっていくことになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月04日 17時29分40秒
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