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カテゴリ:対処案
子育て不安に悩むお母さんや、マタニティブルーになるお母さんは【働くお母さん】より【専業主婦】の方が多いということを、ご存知でしょうか? あるいは、崩壊してしまう家族のお父さんを見てみますと、【仕事一筋の会社人間】であったり、またまったく逆の【マイホームパパ】に多いといわれています。 これらの人たちが、どんな人たちであるかというと 【自分の居場所が、ひとつしかない人たち】 と、いうことができます。 【専業主婦】の人は、家庭にしか居場所がなく 【仕事一筋の会社人間】の人は、会社にしか居場所がなく 【マイホームパパ】の人は、マイホームしか居場所がないということになると、もしそれらの居場所に、何らかの問題が起こったとき、安らげる場所も仲間もいなくなってしまうということになりかねないんです。 人間ってね。 一面だけで生活しているんじゃないんですよ。 学校や会社の顔と家庭の顔とは違いますし、クラスメイトや同僚に対する顔と、遊び仲間や親戚と接するときの顔は、微妙に違っていて、それがひとつの人格となっています。 人間は二本足で立っていますが、一本足だと不安定でしょう。 足が三本、四本とたくさんあればあるほど安定します。 居場所というのは、足のような“支え”であり“拠りどころ”でもあるんです。 居場所というのは、単なる【場所】ではなく、いろいろな人間関係であり、いろいろなグループに所属することでもあります。 会社や学校で疲れたり失敗したとき、あるいは家事や子育てに疲れたりしたときに、そこだけしか居場所がないと、もう逃げ場がなくなってしまいます。 だれか友達がいれば、まったく違ったことをやってあるいは気晴らしができたり、あるいは愚痴を聞いてもらったり、意見を出してもらったりすることができます。 不安になったときでも、誰かがそばにいてくれるだけで、不安はやわらぎます。 学校に友達がいないと、どうしても不登校になりがちですが、もしクラブに友達がいれば、学校にとどまることができやすいのです。 つまり、学校などでもクラスの中だけではなく、クラブなど複数の居場所があれば、不登校になりにくいということになります。 でもね。 『不登校・ひきこもり・ニート』関係の人って、ひとつの居場所が持てない場合が多かったりします。 つまり、人間関係が苦手だから、居場所がどんどん少なくなってくる。 どんどん、孤独になってくるという悪循環になりがちなんですね。 では次回に、居場所の作り方を考えてみましょう。 居場所の作り方っていうのは、自信のつけ方とか、自己肯定感のつけ方と共通することでもありますので、そのことについて述べてみましょう。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月02日 02時25分27秒
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