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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2008年08月23日
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カテゴリ:対処案
最近、友人や知り合いがバタバタとぶっ倒れております。




50代で神経を病む者。



40代の若さで狭心症でぶっ倒れる者。



30代の若さで、成人病でぶっ倒れる者。



10代・20代の若さで、自殺をたくらむ者。




その原因のほとんどすべてが ストレス ってんだから、これはちょいと考えないといかんですな。



ストレスってのは、元々工学や物理学の用語で、外からの力によって生じる、固体内部の“ひずみ”のことでした。


つまり、外部からの圧力、あるいは刺激による“ひずみ”ね。

これは生きている限り、必ずあります。

刺激のない人生なんて退屈だしね。


軽い“ひずみ”、つまり、ちょっとした刺激や圧力は気持ちいいんです。


体をマッサージしてもらったり指圧をしてもらうと、気持ちがいいってのと一緒といえます。



ところが、刺激や圧力が強すぎると、心地よい刺激や圧力ではなく苦痛になる。


これがストレス!


(※ちなみに、専門ではストレスの原因を『ストレッサー』と呼びますけど、一般では、両方含めて『ストレス』と言っておりますので、ここでも、両者を含めることとします)




人間、肉体的、精神的にいろいろな刺激や圧力が、生命の危機、あるいは負担になると、当たり前のように防御反応をします。


つまり、悪いストレスとは 







肉体・精神に対する、不愉快で危険・危機的な刺激・圧力に対する自己防衛反応






と、いうことができそうです。


悪いストレスにさらされ続けると、交感神経が働き、動悸がときどき、血圧を上げ上げ、呼吸ばくばく、副腎髄質からアドレナリンが出てきて血糖値を上げ、身も心も緊張状態になるっちゅうことになりますな。



そしてその結果として、ありとあらゆる病気の原因となるのが、悪いストレス!





いいストレスってのは、さっき少し書いたみたいに、肉体の刺激でいえば、マッサージや指圧の刺激。

凝っていた肉体に刺激を与えて、血流をすみやかに流し、神経を心地よく刺激し、固まった筋肉をほぐします。


心へのいいストレスでいうとね、例えば友だちと会って、楽しい話しをするとか、楽しい映画を観て笑うとか,逆に悲劇を見て泣くことで、普段ある心の鬱屈を、流してしまうと、心がスッキリします。


遊園地の絶叫コースターは、「安全に危険や恐怖心を楽しむ行為」ということができます。


危険や恐怖心は、本来最大級の悪いストレスなんですけど、安全が保障されることで、ストレス解消になるんですね。




良いストレスは、心地いい刺激や楽しさや充実感を作り出してくれます。


悪いストレスを受け続けると、病気になったり苦痛となります。


同じ行為や原因でも、状況や環境、気の持ちようで、よいストレスにも悪いストレスにもなります。


ストレスに苦しむ人は、どうもマジメで世間体を気にしすぎる人に多いと感じるんですよ。


もう少し、気持ちを楽にして、ゆるゆるとやった方が、最終的にはうまくいくと、ぼくは思うんですけどねえ。


必死でやるときは、ガムシャラに必死でやるべきでしょうけど、そんなことは、そうしょっちゅうはないと思うんです。


他のときは、ゆったりまったりと、らく~に行きましょうよ。


らく~にね。








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Last updated  2008年08月23日 21時06分25秒
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