毎日の、小さな幸せ。

一昨日の夜、夫とケンカしました。

私は毎日、仕事から帰ると、子供と15分ほど触れ合います。
その後すぐに7人分の夕食作りをし、夫はその間子供を見ながら待っています。
夕食を作り終わると、夫は子供と一緒にお風呂に入ります。
私はその間、他の家族の夕食を出し、子供の着替えを用意し…と忙しく動いているのですが
その時、ふと部屋の窓に目をやると、雨戸がまだ閉まっていません。
部屋を見渡すと、子供の出したおもちゃは出したまま、たたんだ洗濯物は置いたまま…。

なぜ、子供を見ている間にこれらのことができないのだろう？
子供たちがお風呂からあがれば、お世話と夕食、片付け、りぃの幼稚園の支度に洗濯と
私の仕事はまだまだあるのに。
自分はこのあと夕食を食べて、子供と寝室でくつろぐだけなのに。
8時間働いて帰ってくるのは、お互い同じなのに…。

夫の思いやりのなさに、どんどん嫌な気持ちが溢れてきました。
こういうことが原因でのケンカは、2ヶ月に1度くらいあるのです。
この気持ちをそのまま夫にぶつけても分かってもらえないと思ったので
必死で気持ちを押さえこみ、冷静に夫に言いました。

でも夫の答えは…面倒くさそうに「分かったよ！」
とても私の大変さを分かってくれたとは思えない受け答え。
さらに「早くメシにしろよ！」と…。
さすがの私もキレました。
「私の気持ちはどうなるのよ！」というと、「後で聞いてやるから！」

………聞いてやる？
まるで自分のことではないような、その言い方に怒りの頂点になった私は
そのまま部屋へ閉じこもりました。
夫はその後、子供に食事をさせて
母に「頭にきたので家出します」と言って出て行ったそうです。

そのまま、夫は今日の今まで家に帰ってきません。
連絡を取ろうにも、携帯の電源が切られているのでどうにもなりません。

まるで子供のような夫の行動。
母や祖母に心配をかけて、子供に「パパに会いたい」と言わせても平気な身勝手さ。
こんなに情けなくて、腹がたって、悲しい気持ちにさせられたのは初めてです。

一応、「子供が会いたいって泣いているのに、それでも自分の勝手を通すの？」と
メールをいれておきましたが、見てるかどうかはわかりません。

今までも同じような原因でのケンカはしてきたけれど、今回でなんだか愛想が尽きてしまいました。
たとえ夫が帰ってきても、言葉にならないこの気持ちを伝える気力がありません。

今は、子供と3人で生きていく覚悟も決めておこうと考えています。

そんな気持ちのまま、りぃと二人で庭のクローバーを摘んでいました。
すると、生まれて初めて四葉のクローバーを見つけたのです。
珍しいので、本にはさんで押し花にしようと思っていますが
今の私に、これほど皮肉なプレゼントはないなぁと、なんだか笑えてきました。