毎日の、小さな幸せ。

先週の土曜日、ばあばとお姫たちと一緒にお買い物へ出かけました
その時、いつも立ち寄る駅ビルでの出来事です。

この駅ビルのエレベーターは小さくて、しかも1台しかありません。
まぁはベビーカーに乗っているので、ばあばと一緒にエレベーターを使います。
私とりぃは、一人でも多くのベビーカーママ（あるいは身障者）の方に使ってもらいたいので
エスカレーターを使うようにしています。

それなのに、いつもこのエレベーターは、エスカレーターを使える人でいっぱいなのです
普通に1階から乗ろうとすると、地下から乗ってきたそういう人達で満員で
ベビーカーの入る余地はありません。
そこで、一度地下まで降りて、そこから乗ろうと思って地下へ行くと、
エレベーターの前に、エスカレーターを使える人がいっぱい…。
エスカレーターも階段も、すぐ近くにあるのに…。
エレベーター乗り場の柱には、「ベビーカー、車椅子の方を優先でお願いします」と
わざわざプレートがつけられているのに…。

ベビーカーを使っているのだから、何でも優先しろと言いたいわけではありません。
ベビーカーを使っているからこそ、できるだけ周りの迷惑にならないように、
道を歩くときも、電車の中でも気を遣っているつもりです。
だからこそ、私はベビーカーでないときは、エレベーターも優先席も使いません。
それらは、本当に必要としている人が使うべきだと思うからです。

最近は、明らかに中高生でも平気でエレベーターを使っているのを見ます。
この時も、若い人たちがそこで待っていました。
自分達さえよければ、それでいいの？
ちょっと頭にきた私は
「何で普通に歩ける人がこれを使う必要があるのかな？あの柱のプレート読めないのかな？」
と、思いっきり嫌味を言ってみました。
すると、何人かは横にあるエスカレーターで上っていってくれましたが、
目の前にいる高校生は気付かないようです…。

そこへエレベーターがやってきて、みんな乗り込んでいきました。
ベビーカーが入るかどうかの隙間だったのですが、ばあばはあえてそこへ乗り込みました。
かなり無理矢理でしたが、それでも誰も降りようとしない。
もちろん私は、りぃと一緒に階段とエスカレーターを使いました。

いろいろなご意見はあることでしょうが、
私はお姫たちには、エレベーターや優先席は何のためにあるのか、
周囲の方々への思いやりの心を忘れないことの大切さを、教えていきたいと思っています。