本に救われています
今、何度もページを開いている本があります。
J・パトリック・ルイス作「百年の家」です。
ずっと読みたかった絵本です。
絵を描かれているのは
イタリアの絵本画家の方です。
ロベルト・インノチェンティさん。
最初、この本を何かの案内で見かけたときは、
100年の時を経て、居住者の変遷を見てきたという「家」への興味から
読んでみたいなぁ~と興味を持ったことでした。
家で起こる日常的な生活というよりは、
家の造り、
家を取り囲む環境の変化、
変わりゆく自然に興味を惹かれていました。
実際に手に取ってページを開いたとき、
想像力を刺激してもらえた素晴らしいこの1冊に
出遇えて良かったと、幸せに思いました。
私の嫁ぎ先の母屋は武家屋敷の一部が残っていて、
築100年以上です。
東北の震災では、
長い間生活を守り続けて生きた歴史のある家も
たくさん倒壊したり、津波で流されてしまったことと思います。
居住が長い短いではなく、
その家に住むまでの経過も含めて、
思い出が詰まった懐かしい家だったことでしょう。
震災に遭われた方々に
改めてお見舞い申し上げます。
私は毎朝ラジオを聴きながら通勤していますが、
日曜日は落合恵子さんの絵本の時間を楽しみにしています。
いつも心を励まされたり、
穏やかにしていただいたりと、
大切な時間です。
震災で、読書の好きだった方が本が読めなくなったり、
絵本が身近に無くなった子供たちもいるのではないでしょうか?
移動図書館はもうあるのでしょうか。
もし、
本の寄付でお役に立てるのでしたら、
送らせていただきたいと思っています。
私はいつも
本で救われています。
・・・・・お礼です・・・
マガリーさん
リクエストしてくださって、ありがとうございます。
嬉しくて、
今思っていることをそのままお話できました。
マガリーさんは復旧の応援で現地で行動されていて、
日々、私などうかがい知れない現実に接しておいでます。
そのマガリーさんが
私を思ってくださることに感謝しています。
ありがとうございます。