お花ちゃん♪のお部屋

今日は　11月2日

仔花ちゃん

お誕生日　

おめでとーー！！

16歳だね～～

1990年11月2日午後1時13分

あなたは生まれてきてくれたんだよ

・・・そう、生まれて来てくれたんだ

ママのところにね

お兄ちゃんと8歳違い

二度目の帝王切開で

ママは、折角女に生まれたんだから

普通分娩で産みたかったんだ

重い妊娠中毒症で

羊水過多になって

その希望は無理だったけど

でも、あなたと言う素晴らしい女の子が

来てくれた・・・

あなたがお腹に宿って間もなく

切迫流産に襲われ

ママは病院のベッドで泣き続けてた

そんな時、お見舞いに来てくれた

あの超前向きなママのお姉ちゃんが

泣いてたらダメだよ　ダメだって思ったらダメなんだ

きっと大丈夫　そう思ってるよ

そう言ってくれました

ママも「そうだ！」と思って笑顔で過ごしました

「今日、エコー（超音波診断）に写らなかったら

残念だけど・・・」

中々止まらぬ出血を心配したお医者様が言いました・・・

看護婦さんもみんな集まってくれて

モニターをじっと見詰め

「写って！！」と言って下さっていました

ママも「きっと大丈夫！」と思っていました

なかなか写らない・・・・

お医者様が諦めかけたその時！

「先生！今のとこもう一度！！」

若い看護婦さんが叫んで

「いた！！！」

そこには

確かに　あなたが鼓動をしていました

「良かったねーー！！」

診察中に看護婦さんたちの声が響き

安どのお顔のお医者様が笑っていました

ママは・・・感激で泣きました

早速　その画像をプリントしてくださって・・・

ママは　胸に当てて大泣きしました

不思議な事に・・・

その後　出血がぴたりと止まり

翌日には退院できたのよ

退院しても　絶対安静

おうちのことは

まだ　小学校2年生の

お兄ちゃんがやってくれました

（パパは殆どうおうちに居なかったからね～）

お洗濯も　お掃除も　なにもかも

あなたは　その時すでに

みんなに守られていました

「お嬢さんですよ！」

あなたの元気な産声を聞いて

ただただ・・嬉しかった・・・

新生児室にいる　あなたに早く逢いたくって

痛むお腹を押さえて　長い廊下を行ったり来たり・・・

ママには16年前の今頃の思い出です

心優しい　逞しい女性になりましたね

あなたは　人の気持ちの痛みの分かる

素晴らしい女性だと

ママはとっても思います

自分の感情に憤りを感じても大丈夫

あなたは　自分できちんと自覚してる

自覚があれば　なりたい自分に

必ずなれます

外国だったら　社交界デビューですね

大人の女性として認められるのです

記念のあんよペッタン！

ママの小指ほどの大きさです

・・・ってさ！ママらしくない？？ワハハ～～！！

仔花ちゃん、こんなママですがこれからも

よろぴくね～～～！！