がらくた公国

で、これがその地元で起こった殺人事件のニュース。

『首を持って警察署に出頭』と言う異常性のみが騒がれがちなのだが（無論、同じ市内で起こった事件なので職場での騒ぎも尋常ではなかったが）、根本的な問題は『人が人を殺す事』そのものではないのか。
　少年は『誰でもよかった』と供述しているらしい。
　そんな身勝手な理由で息子に殺された母親の無念は？

　これはもはや、精神異常という理由で片付けていい問題なんだろうか？
　無論、加害者の少年ではない。そのニュースを見聞きした我々に言える問題なのだ。


次はこのニュース。何たる呆れた事だ。

　オイラは赤ちゃんポストの設置には否定的だった。無論、今も否定している。本来赤ちゃんポストは『経済的・体力的に育児が困難な親が、せめて乳児の命を救う為の最後の手段』と言う意味合いで設置されるものだと思う。
　同時に、今の日本にそれを置いたら『それを履き違えたバカ親が、自分が楽したいが為に子供を投棄する』という事件が必ず起こると予想していたからである。

　しかも、一番最初の利用者がそれかぃっ！

　果たして、今の子供は『命』をどう捉えているのか？
　それ以前に、親は子供にどう『命』を教えているのか？

　人間は必ず死ぬ。そして、死んだ者は蘇らない。当たり前の話である。

　だが、その当たり前のことを本当に知っているのか、本当に教えているのか、疑問に思えてしまう。

　確かに、死ぬのは怖い。それは来世の事など知らないからである。死んだ人間がこの世にいない以上、当たり前であるが。
　よく『臨死体験であの世を見てきた』なんて話があるが、それは『脳内のあの世のイメージが再現されているだけに過ぎない』と言う説もあり、オイラは勿論、後者を支持する。

＃仮にあの世があったとすれば、西洋人も三途の川を見るはずだ！　だが西洋人の臨死体験に花畑は出てきても、三途の川が出たためしがない！（笑）


　話は逸れたが、俺も立派な説教垂れるほど立派な父ではないし、そんなに頭よくないけど、少なくとも命を生み出す大変さは判っているし、死ぬ事への恐怖も判っている。だから命は大切なのだと子供に教えて行きたい。
　そう、自分の命も、そして他人の命も……。


＃とかえらそうな事言ってても、『こいつに生きる価値あるのか？』と言いたくなる程の奴も出てくるのもまた人生（自滅）