永遠の 片想い
今日で3月もおしまい。明日から新しい年度がスタートします。 今回長男が帰省してくれたのには、いつもとは違う訳がありました。というのも、二男が4月から九州で大学生活を送ることになり、出発までに顔を見に戻ってくれたのです。一人暮らしを経験すると成長すると知人に聞いてはいましたが、帰省の度に、ほんとやなあと感じています。何を出しても「おいしい~」と食べてくれるし、最近は、台所に立って手際よくお料理をしたり、あとまな板の漂白や、グリルの掃除などずさんな母の手の回っていない部分をきちんとしてくれました。 二男は、今友だちとの約束がつまっていてほとんど出かけていますが、夜中になると兄弟がリビングで話したり遊んだり、食べたり・・・。兄弟っていいもんだなあと思います。 「お母さんがぜったい好きそうなお店があるから、一緒に行こうな。それにすごい美味しい讃岐うどんのお店もあるから食べような。」二男が熱心に誘ってくれるので、九州に行く前に、デートして来ました。わたしの下手な運転で、助手席の彼は「はい、ここはもっとゆっくりゆっくり。」「オッケー。もう少ししたら右折やから。」「危ない危ない!左ちゃんと見て。」(見てるって。)珍道中で辿り着いた先には、なるほどわたしがはまりそうなアジアン雑貨のお店が。讃岐うどんも、麺がとっても美味しかったですよ~!!わが子はかわいいですね。長男も二男も、小さい時はかわいくて、今は頼もしくもあり、また母にとっては気持ちがルンルンする存在です。すきあらば、腕を組みにいったりくっつくわたしを上手に突き放しながら、それでも優しい息子たちです。(親ばか)二人とも大学進学で一人暮らしを始めることになったのですが、寂しくて泣いた分だけ(わたしが)大きく成長してくれることを楽しみに明日4月1日を迎えようと思います。 「お母さん。母親というものは一生息子に片想いですよ。」長男の恩師が、わたしに言ってくださいました。なかなか含蓄のある言葉で、わたしの超片想いを見抜いておられると驚いたことを覚えています。