長襦袢の 洗濯
連休の爽やかなお天気。 先日から始めた和箪笥の整理の際に、「お襦袢も一度洗ってみようかなあ。」と思っていました。カラッと晴れた空を見上げて、「よし挑戦してみよう」(初心者にとっては、正絹の長襦袢を洗うというのは少々勢いがいります。)お風呂場で、たらいを使って、手洗い。丁寧に押し洗いをしながら、「綺麗になってね。」「お願いだから、縮んだりしないでよ。」と思わず言葉が出てきます。1枚成功したので、先日びりっといったもう1枚も洗いました。袖口の汚れも綺麗におちて、満足げにベランダで眺めているところに母が。「いやあ、綺麗になったねえ。これは絹と違うから、簡単やったでしょ。」「えっ、今なんて言ったの絹じゃない」「これはざんざんに着るように、絹とは違うよ。」「ええーっ」長年、絹だとばかり思っていたわたし。違いの分からぬ女で、がっくりきました。