お、帯が・・・
待望の赤ちゃんに会いに病院へ駆けつけたときのことです。車から降りるのに、30センチほどしかドアが開かなくて、そこを強引に体をねじって降りました。歩き始めて、2,3歩。だら~ん。帯が落っこちてきましたこんなこと初めてです。長さも十分、締めやすくて重宝している帯がどうして・・・車を降りるとき、狭いところをごり押ししたので、お太鼓がドアに引っかかったまま、ぎゅーっと。考えてみれば、帯が落ちるのも当然です。車に戻って、何とかせねば・・・。困った。仮紐なんてないし。「俺のベルトはどうや?」なかなか名案。夫が外してくれたベルトでお太鼓を作り、運転席の夫がそのベルトをしっかり持ってくれて後部座席のわたしは、帯締めで無事修正。 「これで懲りてくれたらいいけど。でもこんなことくらいで懲りる人と違うしなあ。俺は十分懲りたけど・・・。」ベルトをしっかり引っ張りながら、思わず夫がつぶやく言葉に、わたしは爆笑。ホント珍道中に巻き込んで、ごめん、ごめん。赤ちゃんと感激の対面をした帰り道。懲りた夫と、懲りない女房。ともかく珍事発生、即席に作ったお太鼓記念に車を止めて写真をば。 次回からは、仮紐を念のために持ち歩きます。