頼れる 男?
受験モードのわたし。 夕飯の後片付けを済ませると、丁寧にテーブルを拭きます。そしておもむろにというよりは、自分を鼓舞するように硯セットを広げます。珍しくお稽古中に前に座った息子。「お母さん、もっとちゃんとお手本見たら 」「えっ?見てるやん。 」一字一字書くのを眺めていた息子は、「そこは開きすぎやし。もっと締めんと。」「バランスが悪いで。微妙に左が短いやろ。」「空間をもっととったら。」etc,etc,etc・・・。おっしゃる通りなのが、すごい!「ちょっとさー、この課題書き終わるまでそこにいて、アドバイスしてくれる?」 至らぬ母を見かねたのでしょうか、細字の長い課題を1枚書く間、ずっと付き合って、あれこれアドバイスしてくれました。 息子も書道が好きで、ずっと習っていたので、最終の出品課題を決めるときは、「ねえねえ、どっちがいいと思う?っていうか、ましと思う?」と、試験のたびに相談しています。今回は、いつも以上に頼りになりそうです。