|
カテゴリ:その他コミック
よしながさんの新刊を探しに、駅前大型萌え萌え書店に出かけたら、
何と既に売りきれていました。 ・・何冊入れたんだ。発売日翌日に行ったんだぞ。見込み違いもほどほどにして下さい。 気を取り直して近所のTSUTAYAで購入です。BLではないので置いてあるのです。 今では有り得ないほど素直で、クラス仲の良い、高校生達のお話です。 表紙は、白血病が治って復学し、クラスに明るい光を当てまくっている花園クンと 違うクラスでマンガを描いている武田さん。 一見、とっても仲良さそうですが、二人に恋愛感情は(多分)なく 同じマンガ描きとしての同志的友情なる親密度だと思われます。 ■武田さんは、こっそりマンガを描いていた所を 花園のクラスの『最終形態オタク』真島に見出され 『コミケ用にはボーイズラブマンガを描け』とか『新しい絵柄にしろ』とか『両方とも男らしくてどうする!!』とか、さんざん振りまわされたあげく、確固たる自分のスタイルを会得した模様。 この巻では、花園くん(通称ハル)のクラスの女の子達と服を買いに行ったりして 普通の女の子らしい楽しみ方も知ったらしいです。 (でも、ファッションの本よりも、画材屋で買った『パース定規』の方に目が輝くあたり やっぱりこっち側のヒトなのだ) ■ハルは、セレクトショップで偶然武田達に会い(閉じこもりの姉の為に、服を買いに来ていた) 「似合ってんね。それ。かわいいじゃん」とか「オフホワイトのも顔うつりいいかも」などと 高校生男子にあるまじきナチュラル発言をして、クラスの女子だけでなく ショップのおねいさん達をも驚かせるのでした。 しかし、マンガ作成に関しては、仲良しの翔太(ぽっちゃり系)ともケンカを辞さないらしいです。 翔太は、これまでは友達と意見を戦わせたことなどなかったのが ハルとは『ケンカしても、またすぐに仲良くなれる』ことがわかって (その部分だけ、絵柄が『アニメ店長』の作家さんみたく、少年マンガになっているところが笑える) 成長したらしいです。 ああ、彼等の青春が、まっとう過ぎてマブシイぜ!!! ■一方、武田にBLマンガを描かせて儲けるというアテは外れたものの、 ひょっとしたらコミケのサークル券がもらえるかもしれないので一応納まった (でも、ひざまずけとか言われてた)真島(↓黒髪の奴。注:高1です)は、2巻で 同僚と不倫をしていた担任の現国教師、シゲ(オカマに見えるが実はオンナ) の、愚痴に付き合ったあげく(もちろんその間、ステーキ定食とパフェを奢らせた) KISSをして去って行ったんですけど、そのココロやいかに(単なる姉萌え??) 今回も横暴に振舞っては、(実はムシの心臓らしい)シゲを振りまわしてゴキゲンな様子。 (テニプリ乾みたいな外見でスキップしてます) 不倫に疲れたシゲが、クリスマスにどっちをとるか (もちろん真島は計算ずくなので、彼には奢ってやらなくちゃいけないが) ・・・その結果がオモシロ過ぎるんで、良かったら、買うか、立読んで下さいね。 (私は最初、マン喫で読みました) 最後の描き下ろしの部分で、愕然とする真島に笑えます。 ■本誌の方をチョコチョコ立ち読んでいたとはいえ、とても満足行くお話でした。 CDの方では、ハルを関智一さん(似合いそう) 翔太を福山さん(カワイイ) 真島を津田さん(そのまんま。笑) シゲをなんと、男の野島さんが演じてらっしゃるそうです。 こっちもオモシロそうだ~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他コミック] カテゴリの最新記事
|
|