カテゴリ:カテゴリ未分類
本当にお米が無くて、餅もラーメンもパンも売り切れていて。 びっくりして、強力粉を買った。2週間前。 なぜか、強力粉は1kgが267円のセールだった。 (どのみち、米は重くて買えないのだ、ガソリンを使わないですむよう、歩いていったから) 血圧の数値がかんばしくないオットは、今年に入って朝食をパンに。 パンは、塗るものを選べば、減塩がしやすいのです。 HBで焼いていたけれど、長時間の熱を必要とするので、お休み中。 (電力消費量が少ない夜中に焼けばいいのかもしれない) 今はガスで焼いています。ガスオーブンがないので、フライパンとグリル。 発酵機能も使わず、黒い布で覆って室内において膨らませています。 ずっと前に日記にもチラと書いたけれど、 そもそも初めて作ったパンは「フライパンで焼く」ものでした。 祐成二葉さんの「オーブンのいらないパン」という本を見て。 結婚した頃のことなので、もう10年以上前のこと。 もう中古本でしか手に入らない様子で、残念に思っていたのですが。 gooベビーというサイトで、まさに祐成二葉さんが、 応用も含めて15種類も紹介されていました。 関心のある方は、お試し下さい。 *** 昨日スーパーに行ったら、米も餅もパンも高く積まれており。 パンには、「値引きシール」まで貼られている有様。 消費者の不安に波があり、メーカーもお店も対応に困っているでしょう。 パンは、しばらく焼かずに買ってもいいかもしれない。とも思っています。 中学生の理科の授業を思い出して、電力量の計算をしてみました。 オーブンレンジと、電球の電力消費量の差を見て。 当たり前に使ってきた「電気」というエネルギーのありがたみに、 その電気が思いがけない安さで手に入っていたことに、あらためて驚く。 高い場所、山間部、危険を伴う作業をこなして、 私たちに電力を届けてくださった作業員の方々。 今、それとは違う危険に身を投じている人たちがいらっしゃる・・・。 電力のほとんどは火力発電で、資源は輸入に頼っており。 地震の前のニュースは、日々中東の民主化運動がトップで。 ともなう石油資源の高騰を、アナウンサーが悲痛な表情で語っていました。 今、「経済も大事」というコメンテーターの方の言葉を、 急に耳にするようになりました。 中越地震、中越沖地震の時もそうでした。 10日くらいたつと、「被害を受けていないのに」客足が遠のいてしまった、 湯沢の温泉旅館やお土産屋さんの嘆きが取り上げられましたから。 「自粛」「不謹慎」で中止や延期になったイベントに対して、 「いきすぎ」との声も聞こえるようになりました。 でも、掘り下げられて報道されてはいません。 時間をかけ計画し、それに携わった方や参加を楽しみにされていた方には、 断腸の思いがあるに違いありません。 でもそう決めたり受け入れたりした背景には、 被災された方に「寄り添いたい」という気持ちがあるように思います。 ボランティアや物資を送るといった支援は「動きの見える支援」です。 中止や延期、(あと、ガソリンや灯油を買わないということ)は、 「動きの見えにくい支援」であると受け止めています。 支援しようという強い気持ちがある、国民性。 今は計画停電やガソリン・灯油などのエネルギー供給の問題から、 落ち込まざるを得ない時期かもしれません。 でも、強い気持ちは、経済の回復にも反映される時期がくると思います。 少なくとも、被災地には道路や橋や鉄道や港、住宅が必要です。 そこに投じられる資材や労力には、経済の大きな動きが生まれるでしょう。 国民が銀行や投資にまわしていた「眠ったお金」も、 復興のために目覚めさせ、活用する時かも・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|