2005.12.26(月)12:25
　昨日（日曜日）は10時過ぎに義父を迎えに出発した。11時には到着をしたいと言っていたのだから当然の遅刻である。その前に、Sさんの３回忌のお供えを買いにシャトレーゼへ行った。店の出たときに、百円玉を拾った。見せに戻って店員に預けた。怪訝そうな顔をされた・・・
　
　義父の家に行く前に義父の家の近くのスーパーによってお義姉さんへのおみやげに健康茶を購入した。
　むすめ＆家内が先にスーパーに入って、私が駐車場に車を止めてから合流した。スーパーで合流したときにはむすめはすでに少しイライラしていた。そのスーパーには家内のお目当てのお茶がなかったので、家内は迎えのドラッグストアに向かった。私はむすめとそのスーパーでジュースを買ってくるまで待った。
　むすめからはうなり声（？）が漏れる。
　
　無事義父の家について義父を乗せてお義姉さんの家に向かった。
　ほぼ時間通りに着いたが、準備はまだできてはいなかった。他のメンバーも大いに遅刻した。こうやって、昨年は参加できなかった「クリスマスパーティー」は少し不安を抱えながらスタートした。
　
　お義姉さんは準備が出来ていなかったので、家内に料理の手伝いをさせた。その間、むすめと私はテーブルのある部屋で時間をつぶさなくてはならなくなった。最初は、たくさん並べてあるいすの上を移動するのが面白かったようで、しばらくはニコニコ遊んでいたが、やがて飽きて台所へ行ってお母さんとお義姉さんの料理の手伝い（本人はあくまで手伝っているつもり）をしようとした。当然「あっち行きなさい！」と叱られる。
　むすめには酷な状況がスタートした。それでも１時間ほどは私といろいろじゃれ合いながらなんとかパニックになることなく過ごすことが出来たが、徐々に料理ができはじめてテーブルに並べ始められるともう限界を超えてしまった。
　
　お義姉さんは「みんながそろってから！」と言うが、そんなにお行儀良くできるのであれば、我々は日頃からくろうなどしない。といっても、お義姉さんにそんな状況を分かってもらうことなど出来るはずもなく、「○○ちゃんだけ、先に食べとき！」と言われて、食べ始めたのはいい（？）のだが、一緒にいる親としては、たいへん居心地の悪い状況になってしまった。
　むすめ一人が手づかみむしゃむしゃやっているのだが、そのまわりにはいとこ達（同年齢と年下）がテーブルを取り囲んで、大人しく他の料理が一通り並べられるまで、手を膝の上に置いて待っているのだ。
　
　あぁ～あって感じだった。
　
　お義姉さん夫婦には子どもが無く、部屋もとてもきれいにしている。食べ物をこぼすことは基本的に御法度である。
　もちろん、こういうパーティの席で子どもが食べ物をこぼすことをしかったり、咎めたりはしない。私はお義姉さんにはとても感謝しているし、不満などはない。
　ただ、分かってもらえないことがあるなぁとか、感覚が違うところがあるなぁと思うだけである。
　義理ではあるが、姉であり、よきファミリーの一員であることには変わりない。
　
　ただ、やっぱりこのクリスマスパーティーはちょっとしんどかった。
　なんとか食事を済ましたあと、私むすめは近所のスーパーに逃げた。お義姉さんのマンションの一階のコンビニに行くと言ってまず部屋を出た。
　本当にむすめはコンビニに行きたがっていたからだ。でも、このコンビニでは露骨に嫌な顔をされたので、いたたまれなくなってスーパーへ逃げた。
　二時間ほどゲームコーナーやオモチャ売り場で過ごし、遊び疲れたようだったので、駐車場に止めてあった車の中で残りの時間を二人で過ごした。車に戻ってしばらくするとむすめは眠ってしまった。
　
　お義姉さん・義姉・義兄・義父と久しぶりに水入らずの時間を家内は楽しんでくれたようだった。こういう時間も家内には必要だ。リフレッシュしてもらって、また毎日の生活頑張ってもらわないとね。
　
　来年のクリスマスはどこでどんなふうに過ごすのだろう。
　「二人きりのクリスマス」と言うと、聞こえはいいが、今年の車の中での「二人きりのクリスマス」はなんとも言えない時間だった。
　
　『あんな、こともあったなぁ』と言える日を夢見ている。