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今日は、会社の忘年会で、よく会社にボンデージ・パンツ(パンク・ファッションの象徴的なもので、パンツ両足がベルトで繋がれたデザインのパンツ)をはいてくる19才年下のスタッフNと隣の席となり、『パンク・スピリッツ』(パンク・ロックの精神)をネタに盛り上がった。
今年ウチのスタッフのK君の紹介で、あの70年代後半のパンク・ムーブメントをロンドンでリアルタイムに体験し貴重な写真を数々撮影した日本人写真家「ハービー山口」氏にお会いした時、当時のこんなエピソードを披露してくれた。そのエピソードというのは、 「当時自分もまだ無名でキャリアが無かったが、ロンドンで地下鉄に乗っていると、ガラガラの地下鉄の座った席の向かい側に、クラッシュ(セックス・ピストルズと並び人気のあった伝説のパンク・バンド)のリーダーであったジョー・ストラマーが座った。カメラを持っていたので、彼を見ている内にどうしても彼の写真を撮りたくなって、その衝動を抑えきれず、『ジョー・ストラマーさんですね。写真を撮らせてもらえませんか?』と頼んだ。すると、強面の彼は、優しく『いいよ。撮りたいものを撮れ。それがパンクの精神だ。』と言ってくれ、夢中になって写真を撮った。」 というシンプルな話だったが、 高校2年生当時パンク・ロックに多大なる影響を受けたボクは、その話を聞いていたく感動したので、そのネタも含め、Nと「責任をもって、自分のやりたいことをやる、言いたいことを言うってのが、パンクの精神だね。自分たちの仕事も“パンクの精神”を大事にしたいね~。」と酒を飲んだ勢いで周りも巻き込み盛り上がった今日の忘年会であった。 最近、部下の仕事ぶりを見ていて、ボクの責任でもあるのだが、結果として、与えられた仕事を軽妙にこなす人間が多くなってしまい、彼らスタッフに不器用にも熱く新たな仕事に挑んでいくという姿勢が乏しく感じていたので、ボクの想いに共感してくれさらに野望を持つこんなヤツがいることが、単純に嬉しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月28日 03時02分54秒
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