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政権が変わった。これはこれでよい。
民主党は「食育基本法」に反対の立場をとっていた。 これもいい。 わたしも食育基本法にはいささかの疑問を持っていた。実効性があるのか。 食育推進計画というのを食育基本法に則って各県、市町村単位に策定しなければならない。 県の食育推進会議の委員をさせてもらった経験からいえば、県の段階では独自性のあるものは皆無。県下の市町村の計画は実行部隊だけれど県はそれに乗っかっている。 どうも新規の実行部隊を結成するわけでも、制度を創設するわけでもなく、ましてや新規の予算をつけるわけでもなく。 ほんとに実効があるのだろうか。食に関することを法律で縛るほどのことはないのでは??とは思っていたのだけれど・・・。 しかし、「食育」と言う言葉は古くからあったらしいし、そのめざす理念はよいのではないかと思っていた。 だから、「食育」と言う言葉は政権、法律とは関係なく存在するべきと思うのだが・・・ 日栄はどうも「自己規制」を始めるらしい。食育ではなく食教育とか。 すでに一部の業界紙でも食育という文言の言い換えを始めたとの事である。 この変わり身の早さ。 自民党一辺倒だったのに、政権が変わったらそんなすぐに変えるの?「食育」って日本語の一般名詞にすでになっていると思うんだけど。 差別語といって日本で長く使われてきた言葉を変な漢字熟語に言い換えるような心地悪さを感じます。 食育と言う文言を使用したからといって、民主党政権が栄養士会を目の敵にするとは到底思えないのだけど。 理念をもって行動したいものだと思うのですが、いかがなものでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月06日 11時13分55秒
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