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日付を見たら1年あまりもこちらのブログを放りっぱなしでいたことになるのですね。
なんというとこ。ブログのアカウントが削除されてなくてよかったです。 さて、先日NHKのためしてガッテンという番組で糖尿病の夢のような新薬が紹介されていました。 1日に1回飲めばよく、もしかすると糖尿病が完治できるかもしれない、というほんとに夢のような話でした。 糖尿病ネットによるとすでにこの薬の一部は使用ができるようになっているらしい。 http://www.dm-net.co.jp/calendar/2009/12/009548.php でも、開業のDrでこれを使っている先生はどのくらいいるのだろうか。まだあまり効かない気がする。 どういう方に効果があり、食事や他剤との関連などはどうなのか、情報がまだ少ない中であのような取り上げ方で「食事療法も、運動療法もいらない。飲めば効く」みたいな言い方にとても疑問を持ってしまった。 食事をすると分泌される「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」というインクレチンを分解してしまう酵素の活性を阻害する薬だそうで、副作用もないという。承認されて間もない薬なので今後の行方が注目される。 それにしても、なぜ10月に承認されたばかりの新薬をあのように大きく取り上げるのか、不思議に感じた。評価がまだ定まっていないように思うのだが、大丈夫なんだろうか。 生活習慣が原因の疾病は生活習慣の是正がまず必要なのに、それは置いといて、みたいなことはいかがなものか。 NHKの姿勢に大きな疑問を感じたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月10日 16時47分50秒
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