おいでやす関西ギャランフォルティス委員会

高校の頃であった。

私は友人Fに誘われ、夜のダンプ街道を国道171方面へとアクセル全開で突き抜ける

当時の愛車はZRエボリューション


見た目はこんなのだが、中身は天一堂8ポート(改)にKNロングクランク(1.1mmUP+4ccUP)

だったりと割かし真面目な仕様なのである。

回転数は11000rpm

すこしWRが軽いかもしれんな…

そんな事を思いつつも指定された場所へと向かう。

指定された場所につき、周りを見渡すが誰もいない

ぬぅ、先に着いてしまったか

だがしばらくするとドコドコドコドコと音が聞こえてき

俺の目の前にFのばかでかいスカイウェーブが入ってくるのである

そして私は自販機にFを誘い言う

俺｢彼女を連れてくると言ってなかったか？その後ろのロバは何なのかね。｣

Fは言う

F｢彼女です｣

高校人は彼女が出来れば紹介するために友人を呼び出す

お決まりにございます

この儀式は高校デビューと同じようなものでございまして

アイツは可愛い彼女がいると言う確固たる地位を確立させる

言うであれば即位の儀式であろうか

そして先に言っておくがFは決してイケメンでは無い

だが高校人の謎と言いますが、イケメンで無くとも可愛い女子と付き合うのは容易い事なのです

まぁ、正直言って、人の彼女とは言え女が来るぞー！だなんてウキウキしてたのでございます

そしてFの後ろを見てみると女子がFにぴったりくっついてるではありませんか

うむ、甘えん坊なのだな！

さてお顔を拝見させてはおくれませんか

ここまでは良かった。

だが

街灯に映し出されるのは完全ロバ

何度見直しても完全ロバ

ロバが仲間と勘違いする勢いで完全ロバ

女子を連れてくるのではなかったのかね？なぜロバを連れてきた！チミは無能なのかね！？

等とFを罵りそうになるのをグッと堪えた。

だがしかしこのロバなかなかいいキャラをしておりまして

私が弄ればなかなかな良い反応するではありませんか

つまりやりたい放題略してヤリホ

だがこの後、帰宅途中にFとロバは別れてしまう

その理由がとことんアホなのだ！

Fは私とロバのやり取りを見てこう思ったらしい

こいつなかなかノリが良いではないかと

確かに私もいい意味で期待はずれであった

っで、帰りの道中、とことんノってくるロバがどこまでOKなのか試してみたくなったらしく

試してるうちにやれ動物園など言いたくってるうちに気が付いたら分かれていたらしい

高校人の若気の至りである

読者諸君。心して聞いてくれ

だが、今でも完全に茶番だったと思っているのです

っと、言っておこう