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朝、甘いものが食べたくて目が覚めた
そう、私は女子以上の甘党なのでございます。 せっせと服を着替え顔洗って外に飛び出します 家の裏の道を通り公園に差し掛かると 高校生風の男の子三人と一人の女の子が立っておりました。 こんな雨の中外で遊ぶとは… 若かりし頃、近所の河川敷に掛かる橋の下で雨の中、たき火をしていると いつの間にかホームレスの大群にたき火をジャックされた 事を思い出しながら何気なしに見ているといささか様子がおかしい。 三人の中の一人の男の子は胸倉をつかまれておるのです。 ん?喧嘩か?思わず見入っていると 女の子が私に気が付き男の子に知らせます すると男の子が「オイ!」などと言い私に近寄ってくるではありませんか。 おいおい勘弁してくれ。俺はもう若くないんだ。 近寄ってくる男の子はガムなんぞ噛みながら「何か言えや!」と私を煽るのです。 むぅ…これは困りました ここに彼女様が居ればビンタ一発で事を終わらせてくれるのですが 男対男の間で相手が高校生である場合、大人の私は手を上げてはならんのです ついでにもう一つ言うと彼は女の子の前で恰好をつけてるだけのです。 きっと悪気は無いのでしょう ふと公園を見ると全員がこちらを注目 滑り台にウンコ座りをしていた男の子に至っては 「いいカモが来たぜぇ」と言わんばかりに キリンのように 舌をペロンとして見せてきたのであります…。 私はその瞬間、ガムを噛んでる男の子の胸ポケットに刺さってるシャーペンを キリンの顔面に突き刺して引いてはズタズタにしてやろうかと思いました。 実は私 自分が下品な事をするのは許せますが他人が下品な事をするのは許せないのであります とは言っても「おいおい、はしたない事をするんじゃない!」 っと言うのではなく 相手を嫌な気分にさせるのは良いが自分は嫌な気分にさせられるのは嫌 っと言うものであります。 この野郎…だなんて思っていると女が喋りかけてきます。 「イケンメンですね…」 だなんて言うものじゃないですよ 何か言うてみーやだなんて悪意のこもった煽りでございます 少々ムカついたので顔を見てみると髪は雨で濡れ その姿はまるで風呂上がりの麻原 彰晃のようでございました… っで、何か言えと言われたので取りあえず 「なんも言う事無いんやけどもー」 だなんて空気を読まない私の発言でその場は どうしようもない雰囲気になってしまったのであります… さてはてどうしたものか… こんな時、頭の中には決まって 「ダァー!!」で何でも乗り切ってしまうアントニオ猪木のお姿が浮かぶ。 そしてこの後、私は思わず「ええぇっ!?」っと言ってしまう 先ほど胸倉をつかまれては半泣きだった男の子が 金出せや!だなんて言ってくるのであります これには心底驚いた! こやつはこの機会にヤンキー達の仲間になり 私をカツアゲしようなどと企んでおるのです! なんて汚い奴だ!等と怒りまくる私でございますが 頭の中は昨晩、Fの自宅からくすねてきそのまま机の上に置きっぱなしになってる 風の谷でナニシタと言うエ●本が家族の誰かに見られてないかと言う事で頭がいっぱいなのである 早急に100均に行き、お菓子を買って自宅に帰らなければマズイ事になる 私は出来る限りの低い声で「ウンコ漏れそう…」だなんて吐いてその場を立ち去りました これで私が黙ってたのはウンコが漏れそうだったからと言う事になり あの少年たちはウンコ漏れそうな人を呼び止めてしまった っと言う事で、きっと今頃は罪悪感に悩まされていることであろう! 読者諸君。心して聞いてくれ 男には帰らなければならない場所がある っと、言っておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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